米「ニューヨーク・ポスト」紙によると、夫セバスチャンは現在エミリーとともに、マンハッタンのグリニッジヴィレッジにある1100平方フィート(約102平方メートル)のアパートに暮らしています。2013年にアパートをサブレット(又貸し)していたのですが、賃貸借契約が終了した2017年以降の家賃は未納のままらしく、12万ドル(約1300万円)相当の金額が、いまだ支払われていないという噂が…。

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 また、物件に居住している低所得者の立ち退きを禁じ、住民の家賃を抑制する「1982年ロフト法」を悪用しているとの疑惑も浮上していますが、エミリーはこれに対し「夫は決してお金持ちではありません」と、ツイッターで彼を擁護しています。

 「私の夫は38歳で、31歳ではありません。映画プロデューサーなので、お金持ちだと勘違いされます。ですが、映画でもインディペンデントなもの、お金持ちというのは事実無根です。いま住んでいる地域に生まれ育ち、アーティストとして活動する彼の両親は、家賃高騰の影響でもともと住んでいたダウンタウンのアパートを追い出されました。私は1年ほど前から、彼といまのアパートで暮らし始めたのです」と…。


 さらに「ジェントリフィケーション(地域の高級化)により、貧しい人たちを追い出そうとする動きに対し戦う姿勢を誇りに思っている」とツイートしています。

 「彼が住んでいるビルを4000万ドル(約44億17600万円)で売却し、より多くの利益のために間違った情報を入居者に流す不動産コングロマリット(大企業)と戦う彼の姿を誇りに思っています。NYは変わってしまいました。クリエイティブな仕事をする人たちを街から追い出すなんて…本当に残念です」。


 夫セバスチャンのコメントはまだ発表されていませんが、NYの家賃事情はなかなか複雑なようです。お金を支払って問題解決するのか、それともとことん戦うのでしょうか…。


From Harper’s BAZAAR UK
Translation / Reiko Kuwabara
※この翻訳は抄訳です。