1月後半から2月に向けて、街はチョコレート色に染まります。これまでなら、この季節となるとプレゼントをいただく期待と、プレゼントを選んで贈る楽しみが重なって(いくつになっても)ウキウキ気分になるものです…。
ですが2022年は、ちょっと複雑な心境でもあります。
なぜなら、私(筆者)は2021年後半から“ヴィーガン”になったから…。そして、おいしいチョコレートには必ずと言っていいほど、生クリームやバターの乳製品は使用されている可能性は大。
またクッキーには卵も…、小麦粉に関して私はOKです。グルテンフリーではありませんので。でも、白砂糖は可能な限り避けています。白砂糖自体は動物性食品ではないのですが、精製する際に牛の骨が使われることもあるから。ちなみに蜂蜜もNGで、代わりにメープルシロップはOKという…ヴィーガンに縁遠い人には、少々面倒な人になっています。が、人には迷惑をかけないよう、自分なりに気持ちよく過ごさせていただいています。
食のバリアフリーを目指し、健康志向に関するサービスを提供するスタートアップ「フレンバシー」が行った外部機関の一般モニターによるWebアンケート
「第3回日本のベジタリアン・ヴィーガン・フレキシタリアン人口調査 by Vegewel」(2021年12月に実施/対象者総数:2413人)によれば、「ベジタリアンが3.8%、ヴィーガンが2.2%、グルテンフリーが3.8%、無添加・オーガニックが8.7%、マクロビオティックが2.5%、ファスティングが2.6%、低糖質・糖質制限が13.3%、ローフードが2.7%」という結果になったそうです。
2.2%…この調査結果を、日本のどこでも通用する一般的な割合だと優しく受け止めるなら、50人に1人はヴィーガンということになるわけです。私が最も意外に思える人(それはまさに自分なのですが)も、ヴィーガンになっている時代です。なので、これは納得できる数字であり、「もしかすると少ないのでは?」とも思えるほど。
そう、もはやヴィーガンの存在は無視できないほどで、増え続けているに違いありません。なんせ、毎日がすっきり快適に過ごせるのですから。そんな社会情勢の中、まだまだ食品関係をプレゼントする際にそうした配慮が行き届いていない…自分を含めそう思うのです。
「アレルギー」に関しては健康上の問題にもなりかねないので、外食産業及び食品関係ではその配慮が徹底されるようになりました。これと同様、宗教上の食事制約に関しても理解されるようになり、現在は菜食主義やグルテンフリーにまで、理解を示してくれるようになっています。ですがプレゼント…ご贈答品に関しては、まだまだと言えるのではないでしょうか。
このことは、私もヴィーガンになって初めて気づきました。
それ以前は贈る側の立場も多々ある中、恥ずかしながら先方の食事の規定や傾向など何も考えず、ただひたすら、名品や名物、話題のモノを探し当てる自分の喜びとともに、それを手にして笑顔で食する姿を想像しながら悦に入っていたものでした…。いまさら反省しております。
何も「私が欲しいもの」とオネダリしているわけではありません(笑)。いまやバレンタインデーの贈る側・贈られる側のベクトルもボーダーレスでありながら、ボーダーフルでもある…性別の境界などなくなっていながらも、それぞれが違う生き方であることを認め合いながら互いに尊重し合う時代。そんな時代に贈る側に立ったなら、配慮すべきことも多々重なります。ですが、その険しい山を乗り越えたあとの喜びはこれまで以上に一入となるのも事実…。
そこで私が今年のバレンタイン期間に見つけたのが、ヴィーガンな人だけでなく、健康のため小麦粉やバターを減らしているという人にもおすすめできるチョコレートスイーツ(クッキーを含む)です。
バレンタインデーは毎年恒例のお祭りのようなもの。季節=1年の節目を味わうための尊い日でもあるのです。2019年末以来わたしたちは、コロナ禍によって季節を味わうことに希薄になっています。街の行事は自粛され、季節の流れを味わうための旅行も控えているはず。そんな中、バレンタインのような恒例行事を実施することによって、スイーツと共に季節の流れも味わってみてはいかがでしょうか。
【数量限定】Love Me Cookies 2700円
この「8ablish(エイタブリッシュ)」は2021年10月に、ヴィーガンになったばかりの私がスイーツロスで苦しんでいる中救ってくれたアイスクリームをご紹介しました。そのパーラーでもあります。
ヴィーガンであることに加えて、グルテンフリーでもあるクッキー「Love Me Cookies(ラブ・ミー クッキー)」は2種類のハート形クッキーが、四つ葉のクローバーのように並んでいるところが、実に癒されます。小麦粉は入っていないグルテンフリーで、さらにバターではなく菜種油を使用しているので、ばっちり乳製品フリーでもあります。
さらにパッケージには、「8ablish」クリエイティブ・ディレクター川村明子さん作のうさぎのカップルが描かれているところも注目です。うさぎは昔から縁起物とされています。日本なら古くは「因幡の白兎」伝説、そのジャンプ力から「飛躍」の象徴であったりします。さらに海外では、長寿や危険回避の象徴とされています。このように外からも内からも思いやりあふれる…そんなクッキーを、ぜひとも大切なパートナーのプレゼントにいかがでしょう。
この限定クッキー以外にも、定番ケーキに新味が登場していたのでここでご紹介しておきましょう。「8tablish」の中でも人気のケーキ「クグロフ」にチョコレート味が加わりました。
Kouglof “ChocolateとStrawberry”
さらに毎年冬季限定で発売される「スイートスティッキーミー」と「ピュアミスミー」も、お洒落かつカジュアルにプレゼントできる最適解のスイーツです。かわいいサイズですが食べ応えが十分。
Sweet Sticky Me & Pure Miss Me
繊細な味の重なりによる深みも絶品…これは、自分へのご褒美としてぜひ味わってみてください。以上、長くなりましたが、ぜひとも素敵なバレンタインデーを過ごしてください!
◇商品の詳細
取扱店舗/
PARLOR 8ablish
住所/東京都港区南青山5-10-17 2F
TEL/03-6805-0597
営業/10:00〜18:00
定休/不定休
8ablish 松屋銀座店
住所/東京都中央区銀座3-6-1
TEL/03-3567-1211(大代表)
営業/10:00〜20:00(日・〜19:30)
定休/不定休
8ablish TOYAMA
住所/富山県射水市海王町1 新湊きっときと市場
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営業/9:00〜17:00
定休/なし
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