ティモシー・シャラメ、イドリス・エルバ、ラミ・マレックなど、注目俳優が勢揃いです。
2019年1月6日(米国時間)に、第76回ゴールデン・グローブ賞授賞式が行われ、ハリウッドのアワードシーズンが幕開けしました。 今年も映画界の最高の才能たちが正装に身を包み、われわれ一般人には及びもつかないハンサムさやユーモア、魅力を見せつける時期の到来です。 そこで、ゴールデン・グローブ賞の授賞式からベストルックの数々を紹介しましょう。
今年イチオシのルックは、ヴァージル・アブロー率いるルイ・ヴィトンのグランダッドカラーシャツのうえに、ハーネス(正確に言えば、同ブランドはこのアイテムを「bib(よだれかけ、胸当て)」と名づけています)をはおったシャラメです。お見事です!
マレックによるジバンシィのタキシードの着こなしは、ハリウッドで最もクラシックなものと言えるでしょう。白のボウネクタイで、フレディ・マーキュリーの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』を意識しつつ、大きめのパンツやひらひらのラペルはきちんと避けているようですね。
ジェームズ・ボンド関連の質問に対して、「もう飽き飽きさ」と言うエルバですが、こんなお似合いのクラシックなブラックタイスタイルを見ると、そんな返しにへこたれることなく、インタビュアーは改めて質問してしまいそうです。このプリント入りグリーンタキシードを選んだ理由は、実はそこにあるのかもしれません…実際は聞いてもらいたいのでは(笑)。さすがというべき、見事な着こなしです。
特別功労賞のスピーチでは、大喝采を博したブリッジズ。ブリオーニの3ピースタキシードを着こなす彼は“クレイジー・ハート”ではなく、まさに「真剣に仕事に取り組む男」というべき出で立ちでした。
スパイク・リーの目を見てください。「ヴェルサーチェのパープルタキシードに、パープルのサテンシャツとパープルのベレー帽を合わせ、ゴールドの十字架にメガネ、ブーツを合わせて着こなせるのは俺だけだぜ!」と確信しているかような目つきではないでしょうか…。30年間にわたる自身(自信⁉)のブランド構築が、実を結んだ瞬間なわけですね。
ベン・ウィショーの見事な着こなしは、シャープでコンテンポラリーなシルエットのアレキサンダー・マックイーンのスーツによるものです。雑然とした印象を避けてくれる、エアタイ(ノータイ)スタイルが取り入れられているのも素敵です。受賞を見越して、ゴールデン・グローブ賞のトロフィーに合うリングをつけている点も抜け目がありませんね。
マイケル・B・ジョーダンは、大躍進をはたした昨夏からは少し筋肉が落ちたように見受けられます。とは言っても、着こなしの巧みさは健在でした。『ブラックパンサー』のスターは、バーバリーのダブルタキシードで脚光を浴びていました。
ジョン・クラシンスキーは、米ドラマ『The Office』時代の初期から印象的な変貌を遂げてきました。当時の見た目が悪かったというわけではありませんが、今では「まさにハリウッドを率いる男性俳優」という印象ではないでしょうか。ブルネロ・クチネリのらタキシードに、クリスチャン ルブタンの靴を合わせた着こなしです。
マッデンにとって、「ボンド役のオーディションに出るのか!?」という印象を抱かせずに、アワードシーズンを乗り切るのは難しいかもしれませんね。公平を期して言うとなら、このお洒落なベルベットのタキシードは彼自身が選んだものではありませんね。話は戻りますが、ぜひとも彼にはボンド役のオーディションに応募してほしいものです。
タキシードスタイルの新たな解釈を見つけ出すのは、容易なことではありません。ですが、ミッドナイトブルーのタキシードに素敵なスカーフを組み合わせれば、ベストドレッサーリスト入りは堅いでしょう。ハンサムで『トゥルー・ディテクティブ』に出演するアリなら、間違いなしです。このルックはエトロのものになります。
デイヴ・フランコといえば、いつでも笑顔のイメージです。幸せ者に見える彼ですが、ワードローブにサンローランの刺しゅう入りベルベットタキシードがあれば、誰でもゴキゲンになれることでしょう。
『アメリカン・クライム・ストーリー / ヴェルサーチ暗殺』の中で、ジェフ・トレイル役で出演したフィン・ウィットロックが、満足げな表情なのも理解できます。この全身黒のサンローランのスタイリングは、見事というほかありませんので…。 FromEsquire UK Translation / Wataru Nakamura ※この翻訳は抄訳です。
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