これもアプリの話の続きでもあります。現在の多くのアプリは、常に最新バージョンになるよう自動でダウンロードする機能を持っています。これを無効にすることでバッテリーとともにギガのムダを解消することができます。
通信をオフにしたいだけなら、「設定」アプリの「iTunes StoreとApp Store」で「自動ダウンロード」の「アップデート」をチェックしてください。自宅や会社ではWi-Fiが使えるという人なら、自動ダウンロードの3項目(ミュージック、App、アップデート)はオンのまま、直下にある「モバイルデータ通信」をオフにしておけば、Wi-Fi接続時のみ自動ダウンロードが有効となるでしょう。
特に、GPSやBluetooth、Wi-Fi、携帯電話基地局などを使ってユーザーの現在地を捕捉する位置情報サービスには要チェックです。ナビアプリやランニングアプリ、GPSロガーといったスリープ状態でも常に動いてほしいアプリ以外は、「使用しない」か「使用中のみ(許可)」にておきましょう。
ちなみに位置情報を扱うアプリは、「設定」アプリの「プライバシー>位置情報サービス」から確認できます。
最善の方法は、Wi-Fiを使用できるときにデータをオフにして、使用しているときに最後にこれを閉じることによって、それらの使用を最適化することです。また、スマホの電源を入れたときなどに起動しがちなBluetoothの存在を忘れないでください。これらの設定をうまく管理すれば、エネルギー消費を軽減できるでしょう。