『トップガン マーベリック』の新兵の中で、好みのキャラクターを選ぶのは難しいことかもしれません。とは言え、その中でもジェイ・エリス扮するペイバックが有力な候補と言えるでしょう。彼は F/A-18実機のコックピットに搭乗中の重力加速度8Gの中でも、ビーチ・フットボールのスクラムの最中でも、自分の力を発揮できているからです。

エリスが自分の役について、「NBCニュース」に語ったインタビューをまだ見ていないのなら、ぜひ見てほしいものです。

『トップガン マーヴェリック』でジェイ・エリス扮するペイバック
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ジェイ・エリス扮するペイバック。

エリスは祖父、継祖父、そして父親も空軍に所属していたため、「この役を完璧に演じなければならないと思っていた」と言います。「スクリーンの中の自分を観ることで、常に立ち向かわなければいけないと思っています」と、エリスは言います。「誰かがジェット機を操縦し、この国を守っていることを知っていますよね。でも、彼らがどのように選ばれ、どのような訓練を受けているのかは知らない人も多いはずです」「彼らのためにも、スクリーン上で素晴らしい存在になる責任があることを理解している」と付け加えています。

NBCニュースの他の記事では、『トップガン マーヴェリック』でコヨーテ役を演じるグレッグ・ターザン・デイヴィスが、1986年の『トップガン』では黒人のキャラクターが1人しか登場しなかったため、新兵の乗組員に黒人の海軍パイロットを登場させることの重要性を語っています。

「最初のトップガンを観たとき、黒人キャラクターにはクラレンス・ギルヤード・ジュニア扮するサンダウンが1人だけいましたが、彼が十分に描写されているとは思えませんでした」と、彼は言いました。「だから、(今回の作品では)黒人のキャラクターだけでなく、さまざまな男性や女性が表現されていることは本当に良い点だと思います」

greg tarzan davis
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グレッグ・ターザン・デイヴィス扮する、グレッグ・ターザン・デイヴィス。

今後はペイバックとコヨーテが、何らかのかたちで空に帰ってくることを期待したいです。それがテレビシリーズであろうと、あるいは『トップガン3』であろうと、再び見られるのであれば喜んで待ちたいものです。

Source / ESQUIRE US