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人気のメンズスニーカー、編集部おすすめ80選。定番から話題作まで【2020年版】
1足は持っておきたい定番の人気スニーカーからおしゃれな話題作まで、おすすめのメンズスニーカーをご紹介しましょう。
今やスニーカーは、1980年代や1990年代のスニーカーブームからさらなる進化を遂げて、ファッション性豊かにスタイリングに欠かせないアイテムの1つとなりました。
そんなわけでつくる側のほうも…アディダス・ナイキ・ニューバランス・コンバースをはじめ、国内外さまざまなブランドから人気作が続々と発売されています。なので、どれを選べば良いかますます悩んでしまうことでしょう…。さらには30代、40代、50代の大人男性となると、年齢を重ねた大人でも履きこなせるモデルも欲しくなるものです。
そこでここでは、ファッションに取り入れやすい定番スニーカーから個性派モデルまで、ぜひ手に入れておきたいスニーカーを定番度順にご紹介しましょう。
※2020年6月4日(現在)、新型コロナウイルス感染症の流行拡大はなおも続いております。現時点では不要不急の外出は自粛しながら、多人数の集合・密室での集合は避けるなど、感染拡大を防ぐよう慎重な行動を心がけてください。そしてお洒落に関しては、現時点を「情報収集の期間」と鑑み、よりお役に立てる情報をお届けする所存です。
「スーパースター」はおしゃれ初心者から上級者まで、幅広い層から支持を受け、世代を問わず愛され続ける王道モデルです。どのような服装にも合わせやすい定番のスニーカーとして、最も広く知られている中の一足と言えるでしょう。
もともとは1969年に誕生したバスケットシューズで、つま先部の耐性や着地時の安定感向上のために、つま先部分に採用した“シェルトゥ”と呼ばれる特徴的なラバーキャップがトレードマークとなっています。
「スーパースター」が登場するまでは、キャンバス地が主流だったアッパーにレザーを使用し、あまりのフィット感の良さから多くのNBAプレイヤーがこのスニーカー(バスケットシューズ)を履いていたそうです。
80年代以降からスポーツ以外の文化との融合が進み、Run-DMCを始め、オールドスクール系ヒップホップのアイコンとしてもよく着用されるように。現在は、白だけでなくカラバリも豊富に登場しています。
コンバース キャンバス オールスター OX(Converse Canvas All Star OX)
コンバース キャンバス オールスター OX(Converse Canvas All Star OX)
こちらはハイカットよりも、ファッションに取り入れやすいローカットのオールスターです。
オリジナル版のオールスター(ハイカット)の誕生は1917年でしたが、ローカットが生まれたのはそれから40年後の1957年でした。
コンバースのホームページによりますと「バスケットボールのアクロバティックなプレイで有名だったハーレムグローブトロッターズなどもテストを行っている」とされ、「当時の多くの選手からアドバイスを受けて誕生した」と言います。
ちなみにモデル名の中の「OX」とは、オックスフォード=平織りの生地のことを指します。ちなみにオランダ語で言えば、「 DOEK (ドゥック) 」と呼ぶことでしょう。これを語源に、日本では「ズック」と呼ぶようになりました。
白スニーカーにおける世界的名作と言えば、「スタンスミス」ではないでしょうか。
1972年にウインブルドンで優勝した伝説的テニスプレイヤーのスタン・スミス氏のシグネチャーモデルで、その人気は世界で最も販売数の多いスニーカーとしてギネスブックにも登録されたほどです。
シンプルなデザインですが、スムースレザーの質感は高級感があります。それに加えてスマートなフォルムや、膨らみを抑えたフラット気味のトゥなどの普遍的なデザインは、カジュアルからモードやストリートまで着こなしを選びません。
この先も語り継がれる定番中の定番として、1足持っていて絶対に間違いないでしょう。
ナイキ エアフォース 1 '07 ホワイト(Nike Air Force 1 '07)
1982年に登場した「エアフォース1」は、ミッドソールの豊かなクッション性とグリップ力の高さから人気を集め、「エアジョーダン」や「ダンク」などと並ぶ、ナイキのオールドスクール系のバスケットシューズの看板モデルとして知られています。
シンプルで無駄をそぎ落としたアッパーデザインは、オリジナルの発売から40年近く経過した今も普遍的な人気を誇ります。オールドスクールな雰囲気もありながら、正統派のバスケットシューズとしての存在感は健在です。
そんな「エアフォース1」をベースに、生誕25周年の2007年にアップデートされて登場したのが、この「エアフォース1 ‘07」です。
ホワイトレザーに白のスウォッシュが施された通称“White on White(ホワイト・オン・ホワイト)”は、クリーンな印象で着こなしに取り入れやすいはず。
さらに、幅広で厚めの“ぼてっ”としたフォルムは、コーディネートのバランスも取りやすいと人気。持っていて間違いなしの1足と言えるでしょう。
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ニューバランス ML574(New Balance ML574)
ニューバランスを代表するオフロードランニングシューズの「M576」。深い刻みのアウトソールが特徴の定番モデルですが、それをモチーフにして誕生したのが、この「ML574」となります。
このモデルは、“ラスト”と呼ばれる靴の元になる土台を調整することでホールド性を向上させ、フォルムもより美しくしています。また、ミッドソールとアウトソールの硬さを見直し、クッション性とグリップ性を向上させています。
アッパーはスエードとメッシュを使い、深みのある伝統的なカラーリングで表現。この「ML574」は、ニューバランスらしさと履き心地を両立させ、多くの人がファッションに取り入れやすい定番の1足と言えるでしょう。
1968年に誕生した、オールドスクール感あふれるプーマのバスケットシューズです。シンプルなデザインとスエードの上品さが特徴で、スポーティーな印象になり過ぎないデザインが人気の1足。
全体的に細身のフォルムながら、丸みのあるトゥ(つま先部分)のつくりが秀逸で、細身のパンツでもワイドパンツでも合わせやすいことも人気の秘訣でしょう。また、厚めに設けられた白ソールはクリーンな印象を醸し出し、ファッションのアクセントにもなります。
バスケットボール由来のスニーカーだけに、ソールのグリップ力も申し分なく、履き心地も抜群です。カラバリも豊富。最初の1足は定番のネイビーやグレーなどを選び、スエード地ならではの優しい味わいを楽しんでみるのも良いでしょう。
コンバース キャンバス オールスター ハイ(Converse Canvas All Star HI)
コンバース キャンバス オールスター ハイ(Converse Canvas All Star HI)
1917年に誕生し、もはや説明不要とも言うべき定番中の定番のスニーカーです。
もともとはバスケットシューズとして開発され、驚くべきことに、登場以来ほぼデザインに手が加えられていないのだとか…。
普遍的かつ万人受けするデザインということもあり、バスケットボールだけでなく、音楽やファッションシーンでも着用されるようになりました。
よりオーセンティックに履きこなしたいなら、インパクトのあるこのハイカットがおすすめです。
「ガゼル」は、1968年に発売されたモデルです。発売以来復刻を繰り返す息の長いスニーカーで、ドイツ語読みの「ガッツレー」と呼ぶほうが馴染みがある世代の方もいるかもしれません。
やや細身のシルエットに、アディダス伝統のスリーストライプス(3本線)が走り、シュータンにはアディダスの三つ葉のマーク “トレフォイルロゴ”…。レトロかつベーシックな「ガゼル」は「スタンスミス」と並び、アディダスの定番モデルです。幅広いコーディネートと好相性で、使い勝手の良い1足と言えるでしょう。
歴史のあるスニーカーだけに、これまでにも多くの有名人が愛用してきました。サッカー界の“皇帝”と呼ばれた元西ドイツ代表(当時)の名選手であり名監督だったフランツ・ベッケンバウアー氏を始め、英国のアーティストであるジャミロクワイのフロントマン、JKも「ガゼル」愛用者として知られています。
ちなみにこちらでご紹介しているモデルは、「1991年型のガゼル」の復刻となります。
つま先に施された“スマイル”と呼ばれるあしらいや、ヒールラベルに入った “青ひげ”と呼ばれるデザインで親しまれているスニーカーが、「ジャックパーセル」です。
1935年に誕生したこのモデルも、コンバースを代表する定番モデル。もともとは、バドミントンの世界チャンピオンだったジャック・パーセル氏が開発に携わった1足になります。 シンプルなローテクスニーカーではありますが、つま先に配された“スマイル”と呼ばれるラインが絶妙なアクセントとなって、その存在感をアピールしてくれるでしょう。
「シンプルかつベーシックなスニーカーが欲しいけど、どこかに少しアクセントも…」と願う方には、うってつけの1足となるでしょう。
細身なフォルムと重心の低いつくりで、レトロな雰囲気に満ちた「メキシコ66」。このスニーカーも、オニツカタイガーを代表する定番とも呼ぶべきマスターピースの1つです。
1968年のメキシコ五輪の日本選手団にも使用され、当時の雰囲気を今に残しています。日本ブランドでありながらも、特に欧州を中心に人気に火が付いたオニツカタイガー。海外スナップでも愛用者が多く見かけられます。
そういったこともあり、定番モデルでありながらも選ぶ人のこだわりをさり気なく感じさせてくれる、貴重な1足と言えるでしょう。
スプリングコート G2 コットンキャンバス(Spring Court G2 Cotton Canvas)
スプリングコート G2 コットンキャンバス(Spring Court G2 Cotton Canvas)
履きつぶしたら再度購入するというリピーターが続出するほどに、人気の白スニーカーがスプリングコートの「G2コットンキャンバス」です。
1936年、テニス好きのジョルジュ・グリムメイセンによってフランスで開発されたもので、クレーコート用に製造された初めてのテニスシューズと言われています。シンプルで飽きの来ないデザインと、クラシカルで上品なルックスが人気で幅広い洋服にマッチします。
ラバーソールは優れたグリップ力と弾むようなクッション性を誇り、極上の履き心地を実現しています。ソールの左右には4つの穴が開けられているので通気性に優れており、蒸れにくくなっています。
さまざまな服に合わせやすいプレーンで爽やかなキャンバススニーカーをお探しなら、試してみる価値ありの名作です。
ニューバランス M996(New Balance M996)
名作「M995」の後継モデルとして1986年に登場し、80年代後半の傑作と呼び声高いスニーカーが「M996」です。
アッパーを構成するのは、メッシュとスエード。フォルムは細身ながら若干幅広で、ふくよかな丸みのあるオーセンティックなニューバランスのスタイルを継承しています。
テクノロジーとしては、“ENCAP(エンキャップ)”という衝撃性吸収性と安定性に優れた独自技術と、“C-CAP(シーキャップ)”というクッションの耐久性向上と軽量化を両立させた技術を搭載。優れたクッション性で、多くの愛好家の間でも評判の履き心地です。
こちらのモデルは、アメリカ製の復刻モデルとなります。「高価格・高品質なニューバランスに挑戦したい」という方には、最初の1足としても最適のモデルと言えるでしょう。
サイドにブランドのアイコンでもある“サーフライン”を配し、ヴァンズを代表するオーソドックスなデザインのスケートシューズと言えば、こちらの「オールドスクール」です。
ほどよくボリューミーでシンプルなデザインは、大人のストリートスタイルとの相性も抜群です。
スケボーはもちろん、音楽やBMXなどといったユースカルチャーとの結びつきも感じさせるなど、アクティブなイメージで1977年の誕生以来愛され続けています。
ナイキ エアフォース 1 '07 ブラック(Nike Air Force 1 '07)
こちらは「エアフォース1 ‘07」のブラックとなります。
先にご紹介したホワイトのクリーンな印象とは大きく異なり、より精悍(せいかん)で、男らしくシャープなイメージとなります。
ニューバランス 990v5(New Balance 990v5)
1982年に初代が登場して以来、ニューバランスの名作として語り継がれてきた「990」の5代目モデルとなる「990v5」。初代から続くスリップラスティング製法はそのままに、先代からさまざまな改良を施した意欲作です。
クッション性と安定性をかなえる“ENCAP(エンキャップ)”と“ABZORB(アブゾーブ)”の新型ミッドソールに、ピッグスキンスエードと通気性に優れたメッシュで構成された新アッパーデザインを融合しています。
シャープなデザイン要素を散りばめ、クリーンで現代的なシルエットにアップデートされた「M990v5」は、シリーズの神髄である履き心地をさらに高め、現在のニューバランスを代表する1足として人気です。
プレミアムな素材とハイテク技術を融合させ、タイムレスなデザインに落とし込んだ「990v5」は、ぜひ1度試してみたい特別なスニーカーと言えるでしょう。
「コンチネンタル80」は、1980年代初期にリリースされたインドアシューズの雰囲気を取り入れたレトロなルックスで人気のモデルです。
シューレース脇に入れられたアディダスの“窓ロゴ”が、往年のアディダスファンには懐かしく映ることでしょう。
サイドにはバイカラーのストライプが斜めに走り、クリーンかつ爽やかな印象のスニーカーのアクセントとなっています。ライニングは薄手のパイル地で、ストレッチ性の高いフレンチテリーでソフトな感触。着脱時や肌に触れるたびに、その快適さを実感できるはずです。
1974年にバスケットシューズとして誕生したコンバースを代表するモデルのひとつ、「ワンスター」の登場です。
アッパーにはレザーやスエードが使用され、コンバースの新ラインとして人気を集めました。ですが、難しい製法に加えて、素材の手配も困難を極めたため、わずか2年間しか製造されず。幻のモデルとされてきました。その後1984年に復刻され、現在に至ります。
このモデルの魅力は、シンプルで普遍的かつ万人受けするデザインであること。さらに、アッパーにレザーやスエードが使用されているので、履き続けることで味のあるこなれ感が出てくることが挙げられます。これは、キャンバス地では出しにくい点でもあります。
デニムを育てるように、自分ならではのオリジナリティーを出したいと願う人には特におすすめとなるスニーカーです。
ヴァンズの初期モデルとして誕生した「オーセンティック」。究極までにシンプルなデザインを追求し、着こなしを選ばないスニーカーとしておすすめです。
その名の通り、王道・本物感にあふれるモデルで、底付けは今も伝統的なバルカナイズ製法で行われています。これはアッパーとソールの間に生ゴムを流し込むことで接着させるやり方で、コストは割高ながら耐久性に優れています。
ニューバランス M576(New Balance M576)
舗装整備されていない道の走破性能向上のために採用された“刻みが深いアウトソール”で、トラック以外でのランニングという新境地を開拓した歴史的モデルがこの「M576」です。
1988年のデビュー以来、多くの派生シリーズが登場してきたロングセラーとしても知られています。
こちらは、上質なオールピッグスキンスエードでシックに彩った誕生30周年アニバーサリーモデル。
イギリスメイドらしいクラフツマンシップを感じさせるオールレザーアッパーとほどよくシャープなフォルムから、上品な印象が漂います。
ナイキ エアマックス 90(Nike Air Max 90)
「エアマックス1」の発売から3年後の1990年に登場したのが、この「エアマックス90」です。「エアマックス1」に比べて充填(じゅうてん)されている窒素ガスが増量され、エアバック自体も大型化されています。
ここでご紹介するのは、復刻モデルとなります。が、アイコニックなビジブルエアウインドウやワッフルソールなどが継承され、ハイエンドなランニングシューズとして完成しています。
機能性を詰め込んだギアとしての美しさと、鮮やかかつ大胆なカラーリングなどの優れたデザイン性は、今もファッションアイテムとして高い人気を誇っています。
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