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結婚式前夜のバチェラー・パーティーを描いた映画10選|『ハングオーバー』だけじゃない!
映画『女房の殺し方教えます』(1965年)から映画『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(2010年)まで、大切な日の前夜を描いた最高の映画をご紹介します。
6月の英語表記「June」、そして花嫁の英語表記「Bride」を組み合わせて、「Junebride(ジューンブライド)」と言います。子ども頃、「6月に結婚した花嫁は、幸せになれる」と聞いて、「ジューンブライド」に憧れを抱いた人も少なくないでしょう。現在はコロナ禍でもあり、社会状況も変わったこともあって、その言葉は一般的ではないかもしれません…が、その響きは、いまでも美しく聞こえます。なので…そんな6月にふさわしい特集です。
ちなみに、「Junebride」の由来は諸説ありますが、中でも有力なのがギリシャ神話に登場する「結婚」・「貞節」を司る最高位の女神「Hērā」が、ローマ神話では「Juno」という女神に置き換えられて登場します。その「Juno」は「結婚と子どもの守護の女神」「女性の結婚生活の保護神」として描かれ、「6月の女神」でもあったのです。英語の「June」はこのJunoが語源であり、“6月に結婚すると女神・Junoに守られて幸せになる”という伝説が生まれたとされています。これを信じるか信じないかは、あなた次第ですが…。
バチェラー・パーティーとは結婚前の最後の夜、あるいは週末に男友だちと過ごすパーティーのことで、友情、良い思い出、そして結婚式前の独身生活の終わりを祝うものとされています。紀元前5世紀頃の古代スパルタの兵士たちにあるというのが有力な起源です。そこでは、乾杯と豪華な食事で新郎の緊張と不安和らげることを目的としていたとも言われています。しかし現代では、映画で描写されているように「羽目をはずして大騒ぎする夜」として変換されてしまっています。
ストリッパー、大酒、ラスベガス旅行、感情の崩壊、絶え間ない危険…これらは新しいバチェラー・パーティーの伝統であり、映画では想像できる限りのあらゆる方法で恐ろしく、滑稽に失敗するストーリーが待ち受けています。映画として大成功を収めた『ハングオーバー』3部作がこのジャンルの始まりであり、終わりであるかのようですが、80年代のトム・ハンクスの大作や、60年代のジャック・レモンのドタバタコメディーなど、このビッグイベントのために実はいくつかの映画がつくられていました。
それでは、あなたやあなたの親友が結婚する前夜までにやってはいけないことを学ぶため、最高のバチェラー・パーティー映画を10本を紹介します。