ハリウッドのアイコンから名監督まで、アカデミー賞のレッドカーペットにみる最高のメンズファッションをご覧ください。
現地時間2月9日(日)、カリフォルニア州ハリウッドのドルビー・シアターにて、第92回アカデミー賞授賞式が行われます。2020年のハリウッドにおいて欠かせない人物たちが一堂に会すこのビッグセレモニー、そのレッドカーペットには多くのセレブがドレスアップして登場することでしょう。
しかし、ドレススタイルと言えど、その装いは十人十色。そこで過去約90年に及ぶアカデミー賞授賞式のセレブたちから、とっておきのスタイルだけを厳選。来るべき日を前に、復習と洒落こみましょう。
「エルメネジルド ゼニア」から登場のクチュール「XXX COLLECTION」の完璧なブロケード ディナージャケットに合わせるのは、ちょっとファニーな眼鏡と帽子。正統と個性のシナジー効果によってこそ、スタイリッシュで最先端を行くスタイルは完成されるのです。
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ハリウッドの黄金時代を象徴する人物です。
ハリウッドでは比較的新参者のボーズマンですが、わかりやすく派手なスタイルを選ばずとも、レッドカーペット上で映えるスタイルを熟知しているようです。
20世紀最高の俳優です。
正統なる俳優こそ、正統なるスタイルがシナジー効果を生みます。
彼の最近のスタイルも良いですが、彼の全盛期は厚いフレームのこのスタイルではないでしょうか? トップクラスの英国スタイルとして永遠に生き続けます。
ひげを生やしたり、髪を短く刈ったり、そんなグルーミングに頼らずとも、モダンな雰囲気でレッドカーペットを闊歩できる数少ない人物の1人です。
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襟高のドレスシャツに、控えめなアクセサリー使い。彼はハリウッドで唯一無二の存在でした。
レッドカーペット上では、まるでカメレオンのようにガラっと変わったスタイルで登場します。
タキシード、髪、ひげ、どれも彼に綺麗にフィットしています。
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フリルシャツを、ここまでスタイリッシュに着こなせる人はなかなかいません。多くの男性から羨望の眼差しを受けたはずです。
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彼がこのスタイルに、文字通り「優雅さ」をイメージしたとすれば、この正装が幻想的に見えるのは驚くべきことではありません。
多くのレッドカーペットの新人たちは、経験を積むごとにスタイルに磨きがかかっていきます。が、彼のスタイルは当時から今までずっとお手本です。
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クラシックとモダンスタイルの融合は、最高であることを彼は知っています。
カラースーツや大柄のアイテムなど、目を惹くスタイルが得意のジョンですが、この時はファッションよりも「とても楽しい時間を過ごしていた」というほうが印象的です。スタイルは単なる着こなしだけでなく、その後も残り続ける伝説の証拠です。
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「キング・オブ・クール "The King of Cool"」は、永遠のスタイルアイコンです。
フェンディのピンクのベルベットスーツ(2019年のオスカー授賞式直前に亡くなったカール・ラガーフェルドへのオマージュ)は、注目を浴びました。が、それと同じくらい注目を浴びたのは、その右腕についけていたピンクのシュシュです。
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喫煙はあまり良いものではありませんが…。それ以外は、ぜひとも真似したいスタイルです。
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室内でも夜間でも、サングラスをかけていますが…。ジャック・ニコルソンであれば問題ありません。
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白いディナージャケットは「頑張り過ぎた」スタイルに見えがちですが、デーヴは簡単に着こなしています。
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