50~70年代のトレンドをけん引してきた、ハリウッドスターのスタイルを振り返ります。
俳優・監督・レーシングドライバー・慈善家・実業家と…多彩で多才。さまざまな表情で私たちを魅了したポール・ニューマンは、1950~70年代ハリウッドを代表する俳優の一人です。『ハスラー』、『脱走大作戦』、『明日に向って撃て!』、『スティング』と代表作を挙げればきりのない彼は、がんとの闘病生活を経て、2008年9月26日に米国コネチカット州ウェストポートの私邸にて享年83歳で亡くなりました。
世界中にファンを持つポール・ニューマンでしたが、日本では日産自動車の6代目「R30型スカイライン(1981年-1985年)」のTVコマーシャルに出演したことを覚えている方も少なくないでしょう。「ニューマン・スカイライン」の名で展開されていたことで、6代目R30型スカイラインの生産販売が終了してからも「ニューマン」の愛称でクルマファンからも広く愛されています。
そんな彼の着こなしというと…、白いTシャツにタバコをふかすセクシーでカジュアルなスタイルを見せる一方、完璧に仕立てられたスーツを着こなすクラシカルなスタイルもモノにしていました。
ここではポール・ニューマンの、最もスタイリッシュな瞬間をご紹介します。
映画『熱いトタン屋根の猫』でのワンシーン。パジャマをまといたくなります。
ジーンズだけをまとったポール・ニューマン。彼は舞台裏でも、カメラを魅了する術を知っていました。
フロント両ポケット付きのチェック柄シャツと、ウールのストレートパンツ。秋にぴったりのスタイルです。やはりスタイルには、帽子が欠かせないのがニューマンスタイルです。
ボタンダウンのシャツ、Vネックセーター、コーデュロイのパンツにスニーカーという出で立ち。
どんなに顔が整っていても、肌のケアは欠かせません。
ポロのように見えるジャージー。スポーティーなアイテムですが、それをエレガントに装うのがニューマンの妙です。
『ズーランダー』に出演したベン・スティラーほど、青い目をした人はいないと思っていませんでしたか? モノクロ写真ではわかりにくいかもしれませんが、ポール・ニューマンほど透き通った青い瞳の持ち主はそうはいません。
ぜひとも真似したいスタイルです。
白いTシャツが、男を格上げする証拠写真です。ライバルはマーロン・ブランドかジェームズ・ディーンでしょう。
ストライプジャケット、ニットポロシャツ、白Tシャツに白のスカーフと…。間違えれば、ラウンド間のインターバル中のボクサーになりかねません。が、彼にかかれば優雅さを示したスタイルになるのです。
ひげスタイルのポール・ニューマン。
ガラパーティーに出席したときの、完璧なルックがこちらになります。ヴェストのポケットからは、たばこの箱が覗いています。これに、時流の変化が感じられます。
ウエストゴムが必要ないほどフィットし、短い水着姿のポール・ニューマン。
口ひげをデザインしてみたいなら、彼を参考にしてみてください。
細身のスーツに、ナロータイ…トップ探偵になるため、彼のスタイルにも磨きがかかっています。
タンクトップに綿のブリーフパンツというシンプルなアンダーウエアの出で立ちでも、様になります。
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