人気カーアクション映画「ワイルド・スピード」シリーズ初のスピンオフである『Hobbs&Shaw(原題)』、邦題『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』の最新予告編がこのたび公開されました。そしてその長さは、なんと217秒も…。
予告編としては「長編」とも言えますが、そこには盛りだくさんのアクションが詰め込まれ、もはや空前絶後の予告編となっています。長尺ですが見飽きることなどなく、途中離脱する余裕すら与えてくれないでしょう…。
2019年4月18日(米国時間)に、ウェブで公開されたこのロングバージョンの予告編は、これまでの「ワイルド・スピード」シリーズ作品が、まるで日曜日のお気楽なドライブに見えてしまうような物凄さです。
敵役ブリクストンを演じるイドリス・エルバ、高層ビルから垂直に駆け降りるザ・ロックことドウェイン・ジョンソン、そしてその隣でスマートにエレベーターで下降するジェイソン・ステイサム。この予告編には各主要キャラクターの見どころが存分に紹介されています。
『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』の主人公である二人、ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)とデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)はもともと宿敵でしたが、シリーズを通してのちに信頼しあえる仲間になりました。そんな二人はこの映画の中で、エルバが演じるブリクストンから世界を一変させるウィルスを盗み出したショウの妹(ヴァネッサ・カービー)の助っ人として、エルバと戦うという設定です。
そして、後に勃発する両者の戦いは、間違いなく頭がおかしくなりそうなものです。チェーンソーの武器からホブズ一族全体を巻き込んだハワイでの戦争まで、すべてがラインナップされています。ホブズとショウは、ハワイが持つエネルギーを吸収するため、ボブス役のジョンソンが実生活をおくる地元ハワイへ本当に出かけていくわけです。さらに、この二人のクールな掛け合い漫才のような演出も実に面白いわけです。高次元のアクションとともに、見事なユーモアも楽しめる秀作と言えるでしょう。
明らかにクールな特殊効果を使ったシーンもたくさんあります。ですが、それ以上に我々が感動するのは、魅力的すぎるキャスティングにあります。揃いも揃って切れ味の鋭いアクションを展開し続ける映画は、「この作品に出合うまで観たことがない!」と思わず叫んでしまうことでしょう…。
「俺は黒人のスーパーマンだ」とエルバが宣言しているところがありますが…、もし最終的に彼が勝ったとしても、誰も私は怒ったりしないでしょう…(笑)。それほど板についているわけです。
もし、この予告編通りの内容だとすれば、自動車が空を飛び、ハワイ原住民の武器が振り回されることに…。この作品には、今夏最大の映画になる要素がすべて揃っています。最もドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムがタッグを組んで戦う映画に、それ以外どんなことが期待できるのでしょうか?
『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』は、2019年8月2日に日米同時公開予定です。
From Esquire US
Translation / Hayashi Sakawa
※この翻訳は抄訳です。