一般的に、「男性の約50パーセントが薄毛になる」と言われています。しかし、もし皆さんの中に母親側の祖父が薄毛であることが確認できたら…そんな方が薄毛遺伝子を持っている可能性は75%とも言われているのです。つまり、母方からの遺伝が薄毛となるひとつの要因であることは研究結果にも表れているようです

 薄毛と言ってもその症状は人それぞれで、全体的に髪が薄くなる人もいれば、頭頂部から薄くなる人、前頭部からM字のように薄くなる…などさまざまです。これに関しては多くの人が周りの大人の男性の髪をみて、自然と理解していたことでしょう。そして、あなたがもっとも知りたいのは、「自分も彼らのように薄毛になる可能性はあるのか?」ということのはずです。

 薄毛に影響を与える可能性のあるものは、これまで多くの研究が行われてきました。そして、最新の研究によると身長が良い指標であることが発見されたのです。 

 さらに研究チームは、背の低い男性が薄毛になる可能性が高いことを発見しました。薄毛と低身長の関係は、現段階では明確に言えることではありません。ですが研究者は、「これは若い思春期に関係しており、骨の成長と同時に成長があるのではないか?」と推測しています。

 研究チームは男性の脱毛症と色白肌の関連性、および前立腺がん、突発的な心停止、神経変性障害などの関連性も発見しています。

 しかし、この関係についても、まだはっきりとしたことはわかっておらず、さらなる研究が必要です。「それまでは心配する必要はない」と、研究者の主任であるマルクス・ノーテン氏は言っています。これらの症状の増加リスクは、ごくわずかですので…。

Source / ESQUIRE NL