映画界の貴公子、カーリーヘアの王子様、ハリウッドのおしゃれ番長…様々なニックネームがついているティモシー・シャラメ。2023年4月25日に『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)の続編となる『DUNE: Part2(原題)』のプレゼンテーションのため、監督ドゥニ・ヴィルヌーヴと共演するゼンデイヤとともにCinemaCon(ラスベガス)の舞台に登壇。そこでのスタイルが、いま話題になっています。

cinemacon 2023 warner bros pictures presentation
Greg Doherty//Getty Images

着ていたのは、「ヘルムート ラング」が1998年秋冬コレクションで発表したレザージャケット。ヘルムート・ラング本人が手掛けていた時代のアイテムです。90年代を代表するミニマルでフューチャリスティック、かつ重厚なムードは『DUNE』の戦士の雰囲気そのもの――。ボトムに合わせた2014年の「リック オウエンス」のレザーパンツも相まって、さらに映画の役を彷彿とさせるスタイリングになっています。

cinemacon 2023 warner bros pictures presentation
Ethan Miller//Getty Images

作品への期待感をさらに高めるこのスタイリングを完成させるには、非常に手間がかかったと想像できます。が、いわゆる最新ブランド服を着るだけではない、しかしまた確実にハイファッションであるスターの着こなしは、多くの俳優(とスタイリスト)の参考になるものと言えそうです。