お洒落で有名なセレブも変な恰好を!? セレブのイタいファッション10選
ファッショナブルなセレブだって人の子、ちょっとした過ち(あるいは大きな過ち)から、とんでもない格好をしてしまうことだってあるわけです…。
セレブはいい匂いのする、完全無欠な失敗など絶対にしない存在だと思っている人は、現代ではそう多くないことでしょう。実際、著名人も(私たちと同じように)人の子に過ぎないのですから…。それはファッショナブルだとして有名な人物であっても例外ではなく、朝起きて実にひどい服装をしてしまうことだってあるのです。
セレブが私たち一般人と異なるのは、そうしたひどい格好が、きちんと記録として残ってしまう点にあります。私たちなら、どれほどひどい格好をしようと誰も気に留めたりしませんし、記録にも残りません。でも、著名人の場合はそうもいかず、ひどいファッションをしているとネットニュースのネタにされ、それを読んだ人々がアリかナシかの判断を下すのを待つことになるのです(この記事も、その一役を担ってしまっていますが…)。
最もハンサムと言われる男たちでさえ、時にはひどい格好をしてしまうことがある…そんな証拠の数々をこちらにご用意しました。ぜひご覧ください。
【1】エイサップ・ロッキー ― セレブの変なファッション
メンズ・ファッションの世界で、おそらく今一番リスクを負っているのがエイサップ・ロッキーと言って過言ではないでしょう。
彼はグッチやジバンシィといったハイファッションと、シュプリームのようなストリート系人気ブランドのアイテムを組み合わせ、パリ・ファッションウィークでも注目を集めるラッパーですから…。
そんな最先端をひた走る彼だからこそ、ときには救命ジャケットを着用して自己主張しようとし、すべてを台無しにすることもあるわけです。
【2】デヴィッド・ベッカム ― セレブの変なファッション
フォーマルなイベントに顔を出し、「場違いな格好で来てしまった」と気まずい思いをすることがあったら、デビッド・ベッカムのこと、そしてこの顔を思い出すといいでしょう。
ベッカムは以前、ドゥーラグ(独特な形状の布)にしわくちゃな袖なしのドレスシャツという出で立ちで、チャールズ皇太子の前に立ったことがあります。そのときのスナップがこちらです。
【3】ジャレッド・レト ― セレブの変なファッション
俳優のジャレッド・レトは、テクニカラーのクジャクのようなグッチを身にまとうことで知られていますが、そんな彼でもどこかにダサい格好の証拠を残しています。
そんな彼の、「これこそその失敗例」というものを見つけました。ここに写っているレトの出で立ちは、1990年代後半にマイアミにいた“チェイス”という名の薬物系犯罪者にも似ています…。
【4】トム・ハーディ ― セレブの変なファッション
レッドカーペットの上を歩くときにはばっちりキメることもできるトム・ハーディですが、彼は自分の格好を他人がどう思おうとまったく気にしない俳優でもあります。
着たいものを着たいときに着るハーディに対して、私たちは敬意を抱かざるを得ないのですが…。それでも、このベルトはいただけませんね。このヴェストも。
ですが、ハーディが着こなせば立派に見えます。それが彼の"魔力"です。
【5】イドリス・エルバ ― セレブの変なファッション
この写真でエルバが着ているオバマの顔入りTシャツほど、2008年を思い出させるファッション・アイテムは他にありませんね。
そして、ダボッとしたサンドウォッシュのジーンズも変てこで、どこかの酔っ払いがデザインしたもののようにみえてしまいます。エルバはやはり、エレガントなスタイルのほうがお似合いですね。
彼のスーツの着こなしは、最高ですから。
【6】ジェフ・ゴールドブラム ― セレブの変なファッション
ポストモダンでポストアイロニー、ポストファッションという今の時代に、このゴールドブラムの装い…、ウインドブレーカーにカウボーイベルト、裾の広がったパンツ、そして理学療法士の方々のユニフォームようなインナーは、斬新とも言えます…。
ですが残念ながら、二度見したときには、イケてるとは決して思えないでしょう。ファッショニスタとして名高いゴールドブラムの黒歴史ですね。
【7】カニエ・ウエスト ― セレブの変なファッション
一部のファッション好きの人々からは、手厳しい評価もあるカニエです。が、意思の力と勤勉さ、それに何度も挑戦を繰り返してヒットを生み出す創作力を通じて、世界で最も大きな注目を集めたスニーカーとトレーナーのブランドを、事実上ゼロから築き上げたことは大いに尊敬されてしかるべきでしょう。
ただし、無数のダイアモンドをあしらったデニムジャケットや、アイスブルーのカラーコンタクトというのは…残念ながら、ちょっと外してしまったと言いたくなります。
例えそれが、METガラ(ニューヨーク・メトロポリタン美術館で毎年5月に開かれるファッション業界の名物イベント)であったとしても…です。
【8】エディ・レッドメイン ― セレブの変なファッション
「エレガンスの極み」とも言えるエディ・レッドメインも、たまにはミスを犯してしまいます。巧みな着こなしで知られるエディ・レッドメインのこの装いは、ぱっと見はひどくはありません。しかし、細部に目を向けると、実際には油断のならない格好であることが明らかになってくるのです。
船酔いを起こしそうな細身ツィードのブレザーに、ヴェスト(あるいはカーディガンか…実はカーディガンかもしれないです)にノーネクタイのシャツスタイル…そして、シャツのボタンは外しすぎです。
これは週末の競馬場で、山ほど見かける成金の出で立ち。これはどんな代償を支払ってでも、エディにはやめてほしいいで立ちです。
【9】ロバート・パティンソン ― セレブの変なファッション
私たちは、ロバート・パティンソンのことが好きです。彼のボサボサ頭やピタゴラスの定理のようなアゴの線、そして彼の着る素敵なディオールのスーツが好きなのです。
ただし、パティンソンには丈が中途半端なジャケットを着用することもあったなんて…。この写真をよく見てください。
【10】ライアン・ゴズリング ― セレブの変なファッション
最後に控える真打ちは、タキシード柄のTシャツ姿を着たライアン・ゴズリング。このTシャツは2000年代半ばに変わり者の皮肉屋タイプの間で大流行したものです(かわいいけども…)。
こうやって見てくると、私たちも実はセレブたちとあまり変わらない…ということが実感できたことでしょう。あなたにも、私にも、です。
そこに気づくことに、「遅すぎた…」ということはありません。ぜひとも改善したいと思ったときに、改善していってください。
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Source / ESQUIRE UK
Translation / Hayashi Sakawa
※この翻訳は抄訳です。