彼女が登場するのは、「#IAmWhatIMakeUp」キャンペーンです。
Courtesy of Instagram@Amy Deanna
Amy Deanna×COVERGIRL
アメリカ・テキサス出身のモデルであるエイミー・ディアナが、コスメブランドの「COVERGIRL(カバーガール)」の新広告塔に抜擢されました。同ブランドが、まだら肌のモデルを起用するのは今回が初めてだそうです。
彼女が登場するのは、カバーガールが展開する新キャンペーン「#IAmWhatIMakeUp」。ブランドの公式ツイッターによれば、このキャンペーンでは「あなたがあなたらしくいられるパワーと、あなたがなりたい自分になれるパワーを応援している」のだとか…。
イギリス出身のイットモデルであるウィニー・ハーロウ同様、皮膚の色素が部分的に白く抜ける尋常性白斑を患っているエイミーは、キャンペーン映像の中で、濃淡2色のファンデーションを使いながら「目立てるのに、なんで溶け込もうとするの?」と問いかけています。
今回のキャンペーンで、さらなる世界的な注目を集めるエイミー。米『ピープル』誌のインタビューでも、広告塔に抜擢された喜びを語っています。
「包括的なアプローチは、とても大事だと思う。国籍や経歴が違う人たちだけでなく、さまざまな体型の女性たちを受け入れることも大切。だから、カバーガールからオファーをもらったときは、とても嬉しかったわ。美しさの定義は人それぞれ。体型や体の大きさ、肌の色だけでは決められないもの」(次ページへつづく)
美の基準に革命を!
また尋常性白斑についても、「尋常性白斑に対する認知度を高めることも私の使命だと思っている。キャンペーンを通して、さらに多くの人たちにメッセージを届けることができるのはとても喜ばしいこと――尋常性白斑について質問があれば、なんでも聞いてほしい。結局のところ、私もみんなと同じ人間。ちょっと肌がまだらだけどね」とコメントしています。
そして今後、さらにダイバーシティを意識することで非現実的な美の基準を変えていくことができると話していました。
「すべての人を受け入れることで、美容業界や社会に染みついた非現実的な美の基準を変えることができると信じている――若い頃、クイーン・ラティファを起用したカバーガールの広告を見たのを覚えている。その広告から大きな影響を受けたわ。だから私もカバーガールと仕事ができるなんて夢みたい!」
カバーガールの「#IAmWhatIMakeUp」には、ケイティ・ペリー、女優イッサ・レイ、女性レーサーのジェリーナ・モレダ、それにテスラモーターズCEOイーロン・マスクの母メイ・マスクも登場。
ダイバーシティに富んだキャンペーンに仕上がっている様子です!
Courtesy of Cover Girl, Amy Deanna Translation: Reiko Kuwabara From Cosmopolitan