「ポルシェ」製農業トラクターによる初レース開催!
今回で第6回目となる、世界のポルシェオーナーが大注目のイベント「Porsche Rennsport Reunion VI」。そして、その開催を目前に注目されているのが、なんとトラクターなのだそうです。
By エスクァイア編集部
米カリフォルニア州モントレーにあるサーキット「ウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカ」にて、ポルシェの新旧レーシングカーが一堂に会するイベント「Porsche Rennsport Reunion(ポルシェ・レンシュポルト・リユニオン」が2018年9月27日~30日の4日間で開催されます。
前回の開催が2015年。今回4年ぶりの開催とともに…それ以上に2018年はポルシェ創設70周年という記念すべき年ということもあって、開催を前にポルシェファンを中心として世界的に大きな注目を浴びています。
そこで今最も騒がれているのが、2018年8月24日にポルシェが発表した最後の空冷モデル、タイプ「993」の「911ターボ」。発表によれば、オリジナルパーツを用いてポルシェのレストア部門「ポルシェ・クラシック」が1年半の歳月をかけてタイプ993を現代に蘇らせたもの。この計画は「プロジェクトゴールド」という名でポルシェ創設70周年の節目を記念するとともに今後のEVの世界へと踏み出すポルシェにとっての重要な役割となる“伝統”のアピールということでしょう。
そしてその実車が公開されるのが、このイベントだからなのです。そしてそのワールドプレミア後の同年10月27日に、RMサザビーズ主催のオークションにかけられる予定となっているのです。