気になる愛車のモデルナンバーは…当然「007」でした。

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 Aston Martin Vanquish

 いまや「007」ジェームズ・ボンド役といえば、有無を言わずにこの俳優の名前が最初に上がるでしょう。

 その名はダニエル・クレイグ。そんな彼がジェームズ・ボンドを理想の男性像とする男たちのために、ボンドに可能な限り近づくための方法を伝授する決心が着いたようです。その決心とは…そう、自らの愛車である限定版アストンマーティンを売りに出すことです! 残念ながら…女性の誘惑の仕方や敵の追跡方法など、具体的な作法は教えてくれないようです(笑)。 

 クレイグが所有するのは、アストンマーティン「ヴァンキッシュ」2014年モデル。このクルマはわずか100台しか作られておらず、クレイグの愛車の製造番号は当然のことですが「007」になっています。 

 この愛車を処分して得たお金は、「The Opportunity Network(ザ・オポチュニティ・ネットワーク)」という子供たちを支援する慈善団体に寄付する方向とのこと…。2018年2月27日から3月3日までロサンゼルスで行われるクリスティーズで展示した後、オークションにかけられることになってります。入札価格の予想は、40万ドル〜60万ドル(約4300万円~6500万円)とされています。 

 このミッドナイト・ブルーのアストンマーティンは左ハンドルで、シートをはじめとする内装はディープブルーの革製となっています。性能面では、0-60mph(0-96 km/h)が4秒で、5.9リッター・エンジンが繰り出す最高速度は時速200マイル(約320キロメートル)。敵の追跡から逃れるのにも、あるいは牛乳を買いに行く足としても打ってつけですね(笑)。 
  

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写真:愛車の前にクールに佇むダニエル・クレイグ。Photograph / Press Association 

 
 この件に関してダニエル・クレイグは、「このアストンマーティン『ヴァンキッシュ』は、自動車のエンジニアリング分野における偉業であり、運転する喜びを明確に具現化したものと言えます。これを手放すのは寂しいですが、私は『ザ・オポチュニティ・ネットワーク』が行っている、とても重要な仕事の助けになれればと強く願っています」とコメントしました。 

「007」好きにはたまらないこのプレミアムな1台は、一体誰の手にわたるのでしょうか? とても気になるところですね。  

<<次期ボンドカー候補、アストンマーティン「ヴァンテージ」にも注目!>>


By Esquire Editor on February 16, 2018
Photos by Press Association
ESQUIRE UK 原文(English)

TRANSLATION BY Hayashi Sakawa
※この翻訳は抄訳です。


編集者:山野井 俊