2018.10.12

安全性を意識したフラグシップモデル

アウディが考える安全の革新 ー 最高級セダン、新型「A8」に具現化された未来

ドイツの高級車ブランドのひとつであるアウディから、最高級セダン「A8」が刷新され帰って来ました。乗用車の安全のために導入された23個のセンサーは、注目に値する新たな価値感をわれわれに提供してくれます。

 ドイツの高級車ブランドといえば、日本ではメルセデス・ベンツとBMWに傾倒しがちです。しかしながらこの2ブランドとともに、“ドイツ御三家”とか“ジャーマンスリー”と称されるアウディへの注目が、いま俄然高まっています。 
 
 そんなアウディは、フラッグシップである「A8」をおよそ8年振りに刷新したのでした…このことも注目度のレベルを上げることにひと役買っているでしょう…。 
 
 アウディ「A8」は1994年に初代が登場して以来、『Vorsprung durch Technik(技術による先進)』を体現してきた同ブランドを象徴するモデルとなっています。アウディといえば、最小モデルの「A1」からスーパースポーツの「R8」にいたるまで、新しい技術を積極的に採用して革新を図ってきました。これが近年、アウディ推しが増えている要因に挙げられます。 
  
 「A8」はこれまでもアウディスペースフレーム(ASF)、高効率直噴エンジン、アダプティブエアサスペンションなどを採用し、アウディの技術的ショーケースと言われてきました。ですが、第4世代となった新型では、さらなるアップデートが図られました。
 
 中でも量産車として、世界初となるレーザースキャナー(フロント)をはじめ、ミリ波レーダー、カメラセンサー、超音波センサーなど、合わせて最大23ものセンサーを搭載しているのです。
 
 さらに、セントラル ドライバーアシスタンス コントローラーをプラスすることで、運転支援機能については人間の感覚に近い、遅れの少ない自然な制御を実現。安全はいまどきのクルマ選びにおいて重視する項目であり、最高レベルの能力を持つことは十分に買いの根拠になりえるでしょう。 

 
 技術的なトピックは運転支援だけにとどまりません。
 
 65km/h以下で後輪が、前輪とは逆方向に最大5度まで電子制御によって操舵される『ダイナミック オールホイール ステアリング(四輪操舵)』は、とくに都市部での取りまわし性の向上に貢献。全長5170mm、全幅1945mmという堂々としたボディサイズですが、この機能でスマートに扱うことができます。 
 
 2019年以降に導入されるAIアクティブサスペンションにも注目です。
 
 これはレーザースキャナーやカメラセンサーを使い、路面の凹凸を先読みすることでサスペンションストロークをアクティブ制御するというもの。この機能によってラグジュアリーセダンに相応しい滑らかでフラットな乗り心地と、スポーティな運転感覚を高い次元で両立。インテリジェンスに溢れた、アウディらしいフィーリングを存分に堪能できます。 
 
 パワーユニットは、3LV6ターボと4LV8ツインターボをラインアップ。
 
 いずれもマイルドハイブリッドシステムを搭載することで、さらなる高効率と2トンを超えるボディを物ともしないパワフルなフィーリングを味わわせてくれます。燃費は3LV6ターボの55TFSIクワトロが10.5km/L、LV8ツインターボを搭載する60 TFSIクワトロが8.7km/Lを達成。Fセグメントのセダンとしては優秀な数値と言えるでしょう。 
 
 スタイルは見ての通り、エレガントかつ先進的でスポーティーさも兼ね備え、“アウディ=知的”というイメージを全身で表現しています。車内は先代より広くなり、水平基調のデザインによって視覚的な余裕もさらに感じさせてくれるのです。操作系はボタンの代わりに、タッチ式スクリーンを採用することでスマホ的な扱いやすさやクリーンな統一感をもたらしています。 
 
 1000万円を超える高級サルーンとなれば、どのモデルもパフォーマンスは高い次元にあり、価格に見合った価値を見出すことができます…しかし、この新型「A8」は、ドイツ御三家の中で技術的な観点で一歩先んじており見どころは多々あります。レベル3の自動運転の実現は先送りとなりましたが、アウディが提唱する“技術による先進”が自らの手でコントロールできる。そんな喜びが味わえる、そこにアウディならではの価値を見出すこともできるでしょう。

◇詳細 
アウディ「A8」 
販売価格/1140万円~1640万円(税込)   
 
●お問い合わせ先 
Audiコミュニケーションセンター 
TEL 0120・598・106 
https://www.audi.co.jp 

Text / Koji Takahashi 
Edit / Shun Yamanoi

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