気になるあの人とのドライブデートに、スポーツカーは欠かせない存在ではないでしょうか。中でも、このBMWが誇る2人乗りスポーツカー「Z4」に乗れば…あなたを、あなたがお望みの結果へと確実に導いてくれるはず…です。
「駆けぬける歓び(Freude am Fahren)」とは、BMWが掲げる企業スローガンとして広く知られています。ありてい(率直)に言えば、「運転が楽しい」ことを表したこの言葉…その象徴のモデルのひとつである「Z4」が、このたび新型へモデルチェンジして登場しました。
すでに2017年の東京モーターショーで、そのコンセプトモデルがお披露目されています。ですが、今回ピックアップするのは、その“コンセプト”の文字がとれたプロダクト版です。2018年8月下旬に、アメリカで開催されたコンクールイベント「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」で公開され話題となり、そして「First Edition」と銘打ったモデルが、2019年の春に日本へ導入されることも正式に発表されました。
従来型がそうであったように、ロングノーズ&オーバーハングのスタイルは純然たるスポーツカーのそれであり、長めのホイールベースや重心の低さ、完璧なバランスのとれた50対50の前後重量配分も、駆けぬける歓びを実現するうえでなくてはならないものと言えます。
お約束のキドニーグリルはメッシュタイプとなり、ヘッドライトはやや高い位置に配置。ワイドな造形のフェンダーアーチや機能とデザイン性を両立したエアダクトもあいまって、プレミアムスポーツにふさわしい独創性が見事に表現されています。特徴的なディフューザーとエキゾーストテールパイプを備え、後ろ姿もまた、スポーツカーのあるべき姿を主張したものへと変貌を遂げました。
スポーツカーの真骨頂とも言えるのが、コクピットまわりの造形です。
そもそも運転の楽しさとは、いかにクルマを自身のコントロール下におけるか?にかかっています。そこで新型「Z4」ですが、多彩な情報を表示するデジタルメーター、大型インフォテインメントディスプレイといった先進的な機能を採用が採用されていますが、それらも含めて、運転席周辺の機能はすべてドライバーを中心にした配置がなされているのです。これにより、いかなる状況においても操作がスマートに行え、あらゆる情報を瞬時に得ることが可能に。これもまた、走りを楽しむために貫かれたBMW流のこだわりと言えるでしょう。
搭載されるパワーユニットは、3L直列6気筒のMツインパワーターボとなります。
最高出力340psを発生し、スポーツATとの組み合わせによって0-100km/h加速はわずか4.6秒という俊足ぶり。足まわりもしっかりと強化され、切れ味のいいダイレクトな操舵感を存分に堪能することができます。
オープンモデルでありながらボディ剛性が高められているので、新型「Z4」の持ち味であるダイナミックかつ爽快な走りはルーフの状態によって変わることはありません。Mスポーツブレーキ、Mスポーツディファレンシャルなどの装備もまた、ハイレベルな運動性能の実現に大きく貢献する装備として注目に値します。
齢を重ねるとスポーツカーに乗るのが億劫、面倒、骨が折れる、など敬遠することもあるでしょう。しかも、オープンとなればルーフの開け閉めが煩(わずら)わしい、二人しか乗れないなど、これまた不評を買うのは必至です。しかし、オープンエアドライブの愉悦とは、そうした厄介ごとを乗り越えた先にあるものです。そんな悦楽を新型「Z4」で味わう…それはまさに、どこまででも「駆けぬける歓び」を謳歌できる最高のエンターテイメントになるはずです。
【動画】BMW「Z4」#1
BMW
最初に「Z4」のスライドショー動画から、外観と内観を確認してみてください。
BMW「Z4」#2
BMW
「Z4」のブレーキランプはシンプルでスタイリッシュであるため、幅広い年齢層に喜ばれることでしょう。「スポーツカーのあるべき姿を主張している」、そんな一台と言えるでしょう。
BMW「Z4」#3
BMW
美しいコクピットまわり。開放感あるドライブを満喫できることでしょう。
BMW「Z4」#4
BMW
ドライバーのためを思って作られた、機能的なコックピット。どこか近未来的なデザインであることが印象的です。
BMW「Z4」#5
BMW
SF映画に登場する宇宙船のシートのようなデザイン。上質なシートは同乗者からも喜ばれることでしょう。
BMW「Z4」#6
BMW
裏路地で停車する「Z4」。インパクトのあるフロントデザインは、対向車や歩行者に大きなインパクトを与えることでしょう。
BMW「Z4」#7
BMW
2人乗りスポーツカーならではのコンパクトさが特長である「Z4」。
◇詳細
BMW「Z4」
販売価格/未定
発売日/2019年春
●お問い合わせ先
BMWカスタマー・インタラクション・センター
TEL 0120・269・437
https://www.bmw.co.jp
Text / Koji Takahashi
Edit / Shun Yamanoi