This Green Corvette Stingray Coupe Could Be the Perfect Vintage Driver's Car
このコルベットは、完璧な状態というわけではありません。ですが、だからこそ気を遣うことなく運転できるというものです。
ここ数年、C2型のシボレーコルベットの値段は急上昇してきました。その理由は明白です。このモデルは、もっとも美しいコルベットのひとつであり、他の自動車とは一線を画する運転体験をもたらしてくれるものですから…。 今回ご紹介するのは、自動車のマーケットプレイス「イーベイ・モータース」に最近掲載された美しいグリーンのC2型コルベットで、ビンテージカーファンなら絶対に買うべき1台です。 このクルマを売りに出しているペンシルバニア州ベッドフォードの「ヴァレーオート」社によれば、この1965年製コルベットはメーカー純正のエアコンのほか、パワーステアリングやアルミ製のノックオフ・ホイール、ホワイトウォール・タイヤ、ポジトラクション・リアアクスル、AM/FMラジオなどを搭載しているとのこと。 「ヴァレーオート」社は、このクルマがいつレストア(修復し・復活させる)されたものかについては記していませんが、ボディは正統なグレングリーン、インテリアはサドルブラウンで仕上げられ、状態はかなり良好のようです。また、走行距離はわずか6万694マイル(約9万7千km)となっています。 そして「ヴァレーオート」社によれば、このクルマは時計からラジオに至るまで、すべての装置が正常に動作するというのです。可動式のヘッドライトや300馬力の327キュービックインチV8エンジンも、まだまだ現役だということ。また、そのパワーを後輪に送り出すのは、4速マニュアルトランスミッションになります。 とはいっても、このクルマの素晴らしいところは、塗装やインテリアの美しさではありません。実は、ボディにちょっとしたひっかき傷や小傷があるのですが、これこそがこのクルマを所有することの醍醐味となるでしょう。 一見、これをデメリットとして捉える人もいるかもしれません。ですが、実際はありがたいことなのです。 というのも、狭い駐車場に止めたり、砂利道を走るときに神経質となる必要はないのです。とにかく、運転を楽しむことが最優先できるわけですから…。もちろん、「内装を引っ剥がしてレースカーに改造すべきだ」と言っているわけではありません(改造しても何ら問題はありませんが)。ここで言いたいのは、完璧ではないからこそ、「完璧でなくなることに対し、恐れを感じる必要がない」ということになるのです。 気になる方は、「ヴァレーオート」社の公式ページをご覧ください。ちなみに価格は6万1500ドル(約670万円)になります。 ▶▶▶【 写真 】美しく輝くグリーンのC2型「シボレーコルベット」の内装・外装、そして小傷の画像
VALLEY AUTO
From Road & TrackBY BRIAN SILVESTROJUN 5, 2018
Translation / Wataru Nakamura ※この翻訳は抄訳です。Edit / Hikaru SATO, Kaz OGAWA
Courtesy of VALLEY AUTO
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