2018.09.28

これぞ日本が誇るスーパーカー

ホンダ新型「NSX」、世界一級のスーパーカーその革新的乗り心地

1990年に「our dreams come true」のキャッチコピーとともに登場した、初代の登場から生産終了までのおよそ11年間、ホンダ「NSX」は常に進化し続けてきました。そして今回、新たに発表された新型「NSX」は、従来型が追求してきた「人間中心のスーパースポーツ」としての能力がさらに進化を遂げているようです。

 「スーパーカー」と呼ばれるクルマは、それをドライブするために行うすべての所作において、独特の緊張感を伴うものです。
 
 そして、必要以上の緊張は疲労感をもたらします。疲れはしますが、それがスーパーカーに乗る「選ばれし者」の優越でもありました。しかしながらホンダから初代「NSX」がデビューしたとき、スーパーカーに対するイメージはすべて書き換えられました。「NSX」の登場以降のスーパーカーは、速さだけでなく、より快適かつ安全に、ドライバーが意図する走りを忠実に再現することに重きが置かれるようになったのです。 
 
 初代「NSX」は人と深い接点を持つために、これまでのスーパーカーになかった領域を目指して開発されたわけですが、その開発思想は現行型にも継承されています。
 
 当然のことながら、初代の生産終了からおよそ11年の歳月は、ここで登場する新たな「NSX」にさらなる進化を促しました。
 
 最も大きな変革は、モーターを用いた独自の先進技術を加えたこと。モーターの動力を加速や曲がる性能に生かすことで、エンジンだけを動力とする既存スーパーカーでは辿り着くことができないレベルのレスポンス、そしてハンドリングを実現しているのです。これが、人とクルマがダイレクトにつながったかのような、“意のまま”に操る感覚をさらなる高みへと引き上げているのです。 
 
 そんな「NSX」がこのたび改良を受け、2019年モデルの登場がアナウンスされました。
 
 改良モデルでは初代、そして従来型が追求してきた「人間中心のスーパースポーツ」としての能力がさらに進化を遂げています。日本仕様についての詳細は公表されていませんが、ひと足先にお披露目された北米仕様から変更点をお伝えしましょう。 
       
 外観に関しては、フロントグリルガーニッシュが従来のシルバーからボディ同色に変更され、フロントまわりの一体感が強調されています。
   

 さらにフロントグリルサラウンド、フロントエアインテークメッシュ、リヤバンパーアウトレットメッシュにハイグロス加工が施されたことで、超高級スーパーカーとしての品格はさらに高められました。機能美を追求したスタイルに大きく手を加えることはありませんが、細部のモディファイによって、2019モデルの個性がしっかりと主張。新たに追加されたサーマルオレンジパールのボディカラー、そしてホイールから覗く赤いブレーキキャリパーも、2019モデルの証しとなるでしょう。 
  
 車内は従来モデルでは、メーカーオプションだった運転席&助手席4ウェイパワーシートが標準で装着されました(北米仕様)。走りを堪能するには適切な運転姿勢を保持できることが大前提であることを鑑みると、パワーシートが標準装備となるのは大歓迎といえるでしょう。また、アルミスポーツペダルも標準で備わるなど、ルックスと操作性の両面でバージョンアップが図られていることも注目すべきポイントと言えます。 
  
 もちろん、走りにおける進化にも大きな期待が膨らみます。現時点で詳しい改良ポイントは公になっていませんが、テストドライブをしたレーシングドライバーの佐藤琢磨選手も「正常進化」という言葉を用いて、そのパフォーマンスを絶賛しています。テストはサーキットで行われたものですが、日常的なシーンにおいてもドライバーとクルマがシンクロし、“操る喜び”を存分に味わうことができるのは言うまでもありません。 
 
 「NSX」はフェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ、マクラーレンといった著名なサラブレッドに比肩する能力を持ち、存在感も申し分なく街行く人の注目を集めるという点でも引けをとることはありません。しかし、あらゆる面で人を圧倒するのが海外のスーパーカー…だとすれば、「NSX」には人の存在を重視したヒューマン・オリエンテッドな思想が、あらゆる部分に垣間見ることができるのです。 
 
 この2019年モデルの登場を機に、日本が生み出した世界一級のスーパーカーの醍醐味を堪能してみてはいかがでしょうか。

◇詳細 
ホンダ「NSX」 
販売価格/未定 
発売日/2018年10月 
※写真は北米仕様 
  
 
●お問い合わせ先 
Hondaお客様相談センター 
TEL 0120・112010 
https://www.honda.co.jp/NSX/new/ 

Text / Koji Takahashi 
Edit / Shun Yamanoi

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