「君はもう警察から逃げられない!」イタリア警察が時速約325kmのランボルギーニを入手
2017年、ランボルギーニの世界販売台数は、過去最高を記録し販売は好調でした。新型SUVの「ウルス」が発表されノリに乗っているイタリアのスーパーカーブランド…。そんなタイミングもあり、過去にネットをザワかせたイタリア警察の車種が再注目を浴びています。
ランボルギーニのアイコン的モデルであった「ガヤルド」の後継車、「ランボルギーニ・ウラカン」をご存じでしょうか?(野暮な質問でしたね)。そんなラグジュアリー・スーパー・スポーツカーの新たなベンチマークとなろうとする車種を、イタリア警察が手に入れているのです!
まだご存知なかった男性諸氏の皆さまへ、改めてご説明いたしますと、イタリアの国家警察は、2014年まで使用してきた「ランボルギーニ・ガヤルド」の代替車を用意しました。新たなマシンは「ランボルギーニ・ウラカン LP 610-4 Polizia」で、運行開始は2014年の6月からしております。
V10仕様のランボルギーニをイタリア国家警察は使用していましたが、そのマシンは最新のものではありませんでした。最初のガヤルドは2004年に使用し、2008年にもアップデート版であるLP 560-4エディションを使用していました。
「ランボルギーニ・ウラカン」は特別に訓練された警察官により運転され、実際のシーンにて法務執行と広報のため使用されています。イタリア国家警察は、一度「ガヤルド」をニューヨークに送っており、コロンブス記念日のパレードで使用しました。2009年にはガヤルド1台が、残念ながら事故で大破…。ここではあえて紹介しませんが、写真はとても見られるようなものではありませんでした。
さて、話は「ウラカン」に戻りますが、フル装備の「ウラカン・スーパー・インターセプター」は、現在活躍しております。
もしあなたがイタリアの高速道路で、「心地いい最高のスピードの時間」を過ごしてしまった際には、青いサイレンが光ってあなたを捕まえにくることでしょう。
時速202マイル(時速約325km)のスピードで追いかけてきますが、あなたのレンタカーには、そんなスピード・オプションは付いていませんのでお気を付けください。