伝説のF2001が約8.5億で売却!― M.シューマッハが操った伝説のフェラーリF1マシンの行方
ミハエル・シューマッハ選手がステアリングを握り、F1世界選手権2001においてドライバーズとコンストラクターズのWタイトルでチャンピオンに輝いた伝説のマシンをご存じでしょうか? そう、フェラーリ「F2001」です。
By Brian Silvestro and エスクァイア編集部
このマシンはフェラーリ「F2001」のなかでも、ミハエル・シューマッハの操縦によってモナコGPとハンガリーGPの2戦を勝利したシャシーナンバー「211」。
今回、そのフェラーリ「F2001」(シャシーナンバー211)がサザビーズの自動車オークション・パートナーであるRMの取り扱いによって、2017年11月にニューヨークで開催されたサザビーズのオークションに出品された結果のご報告です。2017年9月28日、事前に香港で開催されたのサザビーズのイベントで展示されたときには、大反響となった逸品なので注目していたのです。さらに、サザビーズが提示した予想落札価格は400万ドル(約4.5億円)以上ですから…。
で、その日がきました。
2017年11月17日午前10:22、RM Sotheby's社主催の「New York Contemporary Art Evening」にて、フェラーリ「F2001」(シャシーナンバー211)は予想価格より200万ドル以上上回る価格、なんと750万4000ドル(約8.5億円)で売却されたのでした…。
購入者がフェラーリ愛好家またはF1フリークであるかどうかはわかりませんが、たとえそうでなくても…レース史上の最も伝説的なクルマの一台を所有することとなったわけです。感無量であったに違いありません。