シースルー・ワーキング・エンジンに仕立て、デモンストレーション・ビデオを作成してくれたユーチューブチャンネルの「Warped Perception」に感謝しつつ、その動きを見てみましょう。
ロータリーエンジンはシリンダーを使用するエンジンとは違って、レシプロエンジンのシリンダーブロックに相当するパーツ「サイドハウジング」はアーモンド型となり、その内側を三角形のローターハウジング(回転子)が入って回転する仕組みとなっています。
その回転にともなって、「空気が吸入され、燃料が圧縮され、そして点火が起きる」という、3つの空間を連続的に作り出すのです。そうして回転子が回転することで、変速機に接続されたシャフトを回転させ、さらに車輪に駆動させるというシステムです。
ユーチューブチャンネルの「Warped Perception」では、ロータリーエンジンの内部構造を部分別に紹介し、なんともわかりやすく紹介してくれています。それでは、その芸術的なまでの貴重なエンジンの様子をご覧ください!
こちらはラジコンの模型航空機から取り出したエンジンを、シースルー化したようです。さらに、ハイテクなスローモーションカメラがエンジンの正面から捉えているので、ロータリーエンジンの燃焼過程全体をはっきりと見ることができますね!
From Road and Track(原文:English)
Translation / Mirei Uchihori
※この翻訳は抄訳です。