CEOイーロン・マスクは、「再び、未だかつてない魅力を目の当たりにすることになるでしょう」と強く約束したのでした…。

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Courtesy of Tesla Motors

 Tesla Motors

 皆さんにとって、2017年という年はどうでしたか? 好調な1年でしたか? とはいえ…おそらく、イーロン・マスクほど絶好調ではなかったでしょう(笑)。

 46歳の起業家でありながら発明者であり、さらに投資家でもあり宇宙開発のパイオニアでもあるイーロン・マスク。彼がCEOを務めるテスラでは、普及版EV車である「モデル3」の50万件の予約を受け(現在、その生産にはネックを抱えているようですが…)、さらにトンネルを掘るための新しい会社を立ち上げ、ロケットを打ち上げる計画を発表した彼…これが首尾よくいけば火星に植民地化し、最終的には火星を自らのものにしようとしているのでしょうか…(苦笑)。 

 そして2018年を展望しても…E.マスクは減速しそうにもありません。そのことは、2017年12月27日に投稿されたE.マスクのTwitterからも確認できます。
 この日、多くの専門家たちが失敗すると話していた彼のビジョンを信じ、テスラのオーナーとなった方たちへ感謝を気持ちを述べながら、「どうしたら、さらに向上しますか?」とアイデアを募集するツイートをE.マスクは2017年12月26日に放ちました。

 すると、このE.マスクのツイートに対して、すぐさまVancouver Seed Bankから「電動ピックアップトラックが必要です」とリツートが…。すると、日付は変わりましたが、きちんとE.マスクは返事をしたのです。
 

これはxの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。


引用:
“I promise that we will make a pickup truck right after Model Y. Have had the core design/engineering elements in my mind for almost 5 years. Am dying to build it.”

「『モデルY』を展開した後、すぐにピックアップトラックを作ることを約束しますよ。ピックアップのコアとなる設計およびエンジニアリングの要素は、もう5年ほど前から構想を練っていましたから…。実際、早く完成させたくて堪らないぐらいです」

   
(次ページへつづく)

E.マスク曰く、「新型電動ピックアップトラックは、小型SUV『モデルY』の次に登場させる…」と。

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Courtesy of Tesla Motors

  
 E.マスク…つまりテスラが、テスラ「ピックアップ」の話に触れたのは今回が初めてではありません。

 それは15万ドルの電動トレーラー「Semi」と、1.9秒で時速100kmに達する史上最速の新型EV「ロードスター」の2車種が登場したテスラの発表会。そこでたった1枚の写真とともに、新型ピックアップの登場を示唆していたのです。しかし、それは彼からすれば、まさにツブヤキ程度のことだったのです(笑)。
 アメリカでは人気の高いピックアップ、それが「テスラからも登場するか?」と、局所的にですが話題となってもいました。そのアップデートとしてE.マスクは、このようにTwitterを通じてアップデートすることになったのでした。しかし、11月の発表会で彼がツブヤいた言葉を再確認すると…「ピックアップを積めるピックアップ」と言いながら上のCG写真を公開していました。

 そこに描かれていたピックアップは…アメリカで特に人気のあるピックアップを荷台に積んでいる電動ピックアップだったのです。それが当日発表された電動トレーラー「Semi」をベースにしており、一般的な乗用車としてのピックアップよりも大きなボディをもつであろう電動ピックアップだったのです。この段階でモデル名や生産時期などには、全く触れられていませんでした。

 この場面を覚えていたのでしょう。Anna Linneaから確認するかのように、 “Will it be F150 class or larger? I’m hoping for a regular family size truck. (それはフォードの「F150」クラス以上の大きさですか? 私は普通の家族サイズのトラックを望んでいます」とコメントがTwitterに入ったのです。するとE.マスクは、再び答えてくれたのです。

これはxの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。


引用:
“Similar total size. Maybe slightly bigger to account for a really gamechanging (I think) feature I’d like to add.”
「総合的に見て、それと同様のサイズになるでしょう。でも、未だかつてない機能をプラスしていきたいと思っているので、そのためには多少大きくなるかもしれません

 …と、ここまでがテスラ「ピックアップ」の最も詳細なアップデート情報になります。まだまだ具体的なことはわかりませんが、E.マスクの頭の中ではかなり具体的にでき上がっていることが想像できるのではないでしょうか。

 ちなみに「モデルY」は、普及版EV「モデル3」のプラットフォームをベースにしたSUVだいうとの噂。大型SUVである「モデルX」の弟的な位置となる、と批評家たちは述べているようです。に置かれるとみられています。このように、E.マスク=テスラの絶好調は2018年も継続するようです。


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ガソリンよさらば!
最高速約402km/h超の最新「ロードスター」

BY NATE ERICKSON DEC 29, 2017
Courtesy of Tesla Motors
ESQUIRE US 原文(English)
TRANSLATION BY Kaz Ogawa ※この翻訳は抄訳です。
編集者 / 小川和繁