2018.02.16

This Former Toyota Employee Built an Electric Car That Can Float on Water

トヨタ出身の開発者・鶴巻日出男さんの挑戦が米国で再注目!「災害時に活躍する水に浮くクルマ」

 2011年に起きた東北大震災時の津波を教訓に、開発されたこのクルマ。快適さと、緊急時に対応できる機能を兼ね備えた新しい挑戦が、2018年の現在、アメリカ人エディターが取り上げた記事によりアメリカで再注目を浴びています。
 

ボディ

 2011年に日本を襲った未曾有な地震と津波は、これから起こりうる将来の災害を防ぐための数多くの教訓と革新をもたらしました…。その中には、ある男性の「フローティングカー」という夢の実現のために火をつけることとなりました。
 
 その男性は、元トヨタ従業員であった鶴巻日出夫さん。彼は、津波から逃れようと逃げ迷い、追い込まれていく人々を目撃しました。その後、鶴巻さんは株式会社FOMMを設立。
 
 FOMMは実用的な電気自動車の企画・開発・製造・販売の量産普及を、東南アジアを中心に目指す会社あり、また浮くことができる小さな防水クルマの開発も行っています。鶴巻さんは、この開発を災害を回避する可能性があるモノではなく、安全のための投資と考えているそうです。
 
 「私自身もこのクルマを一台所有するつもりです。他の多くの人たちも同じような考えを持ってくれることでしょう」と鶴巻さんはウェブメディア「ブルームバーグ」に語っています。

 
  FOMMの小型EVは、世界最小クラスの電動4人乗り自動車として販売されましたが、耐水性と浮力があり、雨の多い東南アジアの環境(タイで車は生産されています)にまで事業を伸ばしています。
  
  ですが、FOMMのウェブサイトに掲載されているコンセプトの中でこのクルマは「水陸両用車ではない」と掲載されており、「水への移動能力は限られている」とも強調しています。
 
 FOMMのクルマは、シティ・コミューターとなり、単一バッテリー充電で最高速度80キロ/時(50マイル)を出し、160キロメートル(99マイル)まで運転することが出来るようになるでしょう。また、交換可能なバッテリーと、東南アジア向けにカスタマイズされた蓄熱システムも備えています。
 
 資金提供を受けたら、鶴巻さんは2018年末までに1万台を生産したいと考えています。そして、もしこのFOMMの安全性とコンパクト性が世の中に根付いていけば、彼は会社の株式を公開することも考えているそうです。
 
 可燃性のエンジンを取り除くとどうなるのか…、あらゆる種類の自動車会社にとって電気自動車は、実験的に証明をすべき根拠と成り得るでしょう。そして、鶴巻さんの会社から、ランボルギーニまで、多くの人たちが電気自動車の開発に取り組んでいます。その理由はおそらく、2025年までに、6台の自動車のうち1台には「燃焼エンジンが搭載されていない!」、という新しい研究結果があるからでしょう。
 
 鶴巻さんの夢の実現は近いと言えるでしょう!
 
>>>【 写真 & 動画 】実現に向かう鶴巻さんの夢のクルマFOMMの小型EVの内装・画像をぜひご覧ください!!

Road and Track(原文:English)
BY DAVID GROSSMAN 
JAN 22, 2018
 
Translation / Mirei Uchihori
※この翻訳は抄訳です。
Edit / Hikaru SATO, Kaz OGAWA

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