今回、イギリスやスコットランドで活躍する4人のトップバーテンダーにサマ―カクテルのレシピを聞いてきました。
◇サマ―カクテルのレシピ4選
1 | ウイスキー:Summer Julep Twist(サマージュレップ・ツイスト)Matt Wakeford(Bar G&V、エジンバラ)
「ポーチでロッキングチェアーに揺られて飲むなら、もちろんミントジュレップ。ディープサウスならではのドリンクです。クラシックなカクテルは、ひねりを効かせるのが難しい一方で、ジュレップは、まったくアレンジしやすいカクテルです」
■材料
- 白ブドウ4個、赤ブドウ4個(装飾用各1個)
- 挽きたての黒こしょう
- フレッシュバジルの葉6–8枚
- 蜂蜜 20ml
- ブレット・ライ・ウイスキー 60ml
- クラッシュアイス
- ジュレップ用缶(あれば)または、長めのグラス
■作り方
- ブドウとこしょうをジュレップ用缶の底で一緒につぶす。
- 葉同士を一緒に叩いてバジルの香りをとばし、1に混ぜる。
- 蜂蜜を加える。
- クラッシュアイスをグラスの半分まで入れ、良くふる。
- さらにクラッシュアイスを加えて、ライ・ウイスキーを加える。
- 良く振り、バジルの葉2枚、赤白のブドウ各1個、小さなストロー2本で飾り付ける。
2 | ジン:The Summer Negroni(サマー・ネグロニ)
Chelsie Bailey(The Milk Thistle、ブリストル)
「多くのバーテンダーがそうであるように、私もクラシックなネグロニが大好きです。この軽めの夏バージョンは、太陽の日差しと一緒に楽しむのが最高です。夏のドリンクというものは、味わう時間が多くなるよう、ブレンドの時間は少なく、簡単に作れるものでなければいけません」
■材料
- サイコポンプ・ジン25ml
- リレ・ブラン25ml
- アペロール25ml
- アイスキューブ
- レモン・ツイスト
■作り方
大きめのロックグラスに氷を入れ、その上にすべての材料を注ぎ込む。軽く混ぜてから、レモン・ツイストを添えて出来上がり。
3 | ウォッカ:Les Fleurs Du Mal(悪の華)
Matteo Malisan(The Zetter Townhouse、ロンドン)
「とてもクリーンでリフレッシングな口当たりと、グラスに注いで見た目も美しいことから、夏にぴったりの飲み物です。氷と一緒に飲む典型的なカクテルから、気分を変えたいという人にもおすすめです」
■材料
- ローズウォッカ(ウォッカにローズウォーターを2–3 滴垂らしたもの)50ml
- レモンジュース 25ml
- ホワイト・アブサン5ml
- ガムシロップ 10ml
- 卵白 25ml
- アイスキューブ
■作り方
- カクテルシェーカーにすべての材料を入れシェイクする。
- 氷を加えてさらにシェイク。
- 濾しながら、コブレットグラスに注ぐ。
- オレンジの皮をその上にしぼり、残りは捨てる。
- 出来上がり。
4 | ラム:Mega-Lolz Fizz(爆笑のフィズ)
Ryan Chetiyawardana, (Dandelyan The Mondrian hotel、ロンドン)
「ティキ風のドリンクだけれど、イギリスの夏を彷彿とさせるアイスバーの味(名前からも想像がつくかも)。そこまで酔わないまでも、お日様を楽しみ、解放的な気分になるには十分。フルーティーなフレーバーがラムに合う。楽しくて軽快で、そして元気がでるドリンクです」
■材料
- ホワイト・ラム 25ml
- ファレルヌム 10ml
- ライムジュース 10ml
- ピンクグレープフルーツジュース 10ml
- カシス 10ml
- 非濃縮還元のリンゴジュース 50ml
- アイスキューブ
- ジンジャエール
- ミントの葉 3枚
■作り方
材料をじっくりシェイクし、2回濾して、氷を入れたハイボールのグラスへ。最後にジンジャエールを注ぐ。
Source / ESQUIRE UK
Translation / MEN'S +
※この翻訳は抄訳です。