秋のカクテルと言えば、極彩色でアルコール度数の高いものでなければなりません。なにせ、寒い冬がすぐそこに迫っていることは忘れたいものですから。
今回は「オールドファッション」や「マンハッタン」のような定番カクテルはもちろん、憂鬱な日を乗り切るためのカフェインを加えたラムカクテル、非公式ながら夏のリキュールとも言うべきテキーラを使ったオールドファッションなど、6つのカクテルレシピを動画付きで紹介します。ちなみに、ウイスキーを使ったカクテルも豊富です。
オールドファッションの作り方
材料
- バーボン 60ml
- アンゴスチュラ・ビターズ3振り
- 角砂糖 1個
- クラブソーダ
- グラスに角砂糖とアンゴスチュラ・ビターズ、少量のクラブソーダを入れる。
- 砂糖を潰しながら混ぜる。
- グラスを回転させながら、内側全体を溶けた砂糖と、ビターズでまんべんなく濡らす。
- 大きめの氷を加えて、バーボンを注ぐ。スライスしたオレンジを添えて完成。
もし、友人が遊びに来た夜にこのカクテルをごちそうしたいなら、上の動画のように振る舞いましょう。最後に添えるオレンジの皮。これをナイフで削ぎおとしたあと、事前に燃やしたマッチの上で皮に潜むリモネンを飛ばして炎を上げるのです…。これはちょっとカッコいいイベントとなるはずです(笑)。そう、こういうときはライターより、マッチがいいですね。
ワンス・アラウンド・ザ・トラックの作り方
材料
- ジョニーウォーカー ブラック 45ml
- フレッシュ人参ジュース 30ml
- コンビエ・キュンメル 7.5ml
- ジンジャーシロップ 15ml
- レモンジュース 15ml
- パセリ ひとつまみ
- 材料をすべてシェイカーに入れる。
- 氷を加えて強めにシェイクする。大きな氷を入れたロックグラスにこし網などで濾(こ)しながら注ぐ。人参の葉とレモンオイル、すり潰したナツメグを添えて完成。
原案者はナッシュビルのレストラン「ヘンリー」のジョン・ハワード氏です。
マンハッタンの作り方
材料
- ライウイスキー 60ml
- イタリアンベルモット 30ml
- アンゴスチュラ・ビターズ 2振り
- クラッシュアイスを入れたミキシンググラスに、材料を入れてよく混ぜる。
- 冷やしたカクテルグラスに濾して注ぐ。
- ツイスト(レモンなどの柑橘類の皮を薄く切ってねじったもの)を添えて完成。
グラスゴーの作り方
材料
- ブレンデッド スコッチウイスキー 60ml
- フレンチベルモット 30ml
- アブサン 小さじ1杯
- ペイショーズ・ビターズ 1振り
- クラッシュアイスを入れたミキシンググラスに材料を入れて、よく混ぜる。
- 冷やしたカクテルグラスに濾(こ)して注ぐ。
アネホ・ニューファッションの作り方
材料
- カーサミーゴス アネホ テキーラ 60ml
- アガベシロップ 7.5ml
- オレンジ・ビターズ 2振り
- アンゴスチュラ・ビターズ 2振り
- 材料をすべてガラスミキサーにかける。
- 氷を加え、30〜40秒素早くかき混ぜる。
- ロックグラスに濾して注ぐ。
- 大きめの氷を加える。
- チェリーにオレンジピールで巻いて串刺しにしたものを添えて完成。アネホ・ニューファッションは、カーサミーゴス社が考案したカクテルです。
カフェ & トニックの作り方
材料
- スパイスラム 45ml
- シュガーシロップ 45ml
- 水出しコーヒー 60ml
- トニックウォーター
- ラムとシュガーシロップ、水出しコーヒーを背の高いグラスで混ぜる。
- トニックウォーターを加える。
- オレンジピールを添えて完成。カナダ・ケベックのフェアモント・ル・シャトー・モンテベロホテルで考案されたカクテルです。
Source / ESQUIRE US
Translation / Wataru Nakamura
※この翻訳は抄訳です。