かのH.ジャックマンの元専属シェフが
「ピスタチオ」のパワーを提唱するとともに、
オリジナルメニューを披露!
写真:「ピスタチオ」をミキサーにかけ、ピスタチオドーナッツの作り方を伝授する副島モウさん。
副島モウ×ピスタチオ
みなさんは、健康に優しい食べ物だと何を想像しますか? おそらく多数の答えが挙げられますが、その中でナッツ類と答える人がいるのではないかと思われます。ナッツはバランスの良い栄養素が含まれており、手軽に食べることが可能なため欧米では大人気の食材です。そのまま、おやつに食べてもよし、ピーナッツバターのようにペーストとして楽しむのもよし…、食卓メニューにナッツを加えることでより食事を楽しむことが可能となります。
今回、その中でも注目してみたのは「ピスタチオ」。最近では、「ピスタチオ」をサンドウィッチの中身として使用していたり、お酒のおつまみとして食されていますよね。ピスタチオは長い間、特に日本では酒のツマミ=珍味として長らく考えられてきました。しかし、昨今の食に対するヘルシーブームから、「ピスタチオ」も研究の対象となったようです。そこには食物繊維をはじめとする豊富な栄養素が多く含まれており、「“心臓病リスク”を軽減する」という研究結果も発表されているほどです。
そのため、現在改めて「ピスタチオ」が注目を浴びているのは事実なのです。手軽に口に入れることのできりる、この「特効薬」がどのような結果をもたらすかは、あなたがピスタチオに口に含むかの有無によって左右されるのかもしれませんね…。
そんな「ピスタチオ」を酒のツマミとして以外、食卓メニューとしてどのように使えば分からない方も多いはず。そこで、その悩みを解消すべく、大人気ハリウッドスターであるヒュー・ジャックマンの専属シェフを務めた副島モウさんが、様々なスタイルのメニューを考案してくれました。
今回、副島さんが考案してくれたメニューは、ピスタチオナッツマヨネーズとツナのサンドウィッチ、クリスピーカレーピスタチオ、ピスタチオドーナッツ、ピスタチオクラストチキンの4種類です。どれもピスタチオの良さが引き詰まった、魅力溢れるメニューとなっています。
写真:副島さんが考案した4種類のピスタチオメニュー。ピスタチオナッツマヨネーズとツナのサンドウィッチ(左)やピスタチオドーナッツ(右)は、気軽に食べれるフィンガーフードとしてあらゆるシーンで楽しむことができます。
4種類のメニューから、ピスタチオナッツマヨネーズとツナのサンドウィッチのレシピを簡単に紹介します。
材料(2人分):
ピスタチオ(50g)、はちみつ(大さじ1杯)、リンゴ酢(大さじ1.5杯)、オリーブ油(大さじ0.5杯)、マスタード(小さじ1杯)、塩(ひとつまみ)、ブラックペッパー(適宜)、ツナ(80g)、ピスタチオマヨネーズ(大さじ1杯)、にんじん(千切り、1/6本)、レタス2枚、食パン4枚。
作り方:
①ピスタチオは水につけて1時間ほどふやかす
②ミキサーに①のピスタチオを加え攪拌し、残りの材料を入れてよく混ぜる
③ツナは水気をきり、②のマヨネーズを混ぜる
④パンに②をたっぷり塗り、ツナとマヨネーズを混ぜたもの、にんじん、レタスをのせパンで挟み、おもしをのせて1時間ほど冷蔵庫で冷やす
写真:とても簡単に作れるサンドウィッチとのことですので、ぜひ皆さんも試してください。
副島さんにヒュー・ジャックマンとの裏話を伺ったところ、「ヒュー・ジャックマンはワイルドな見た目によらず、とても優しくて親しみやすい俳優さんでした。常に共演者のことを気遣っていることを確認することができました」と答えました。彼が関係者に笑顔でいられることは、副島さんが提供した食事がとても美味しく、しかも健やかだったからに違いありません。副島さんがヒュー・ジャックマンの専属シェフを務めたのは、2013年9月に日本で公開されたヒュー・ジャックマン主演映画『ウルヴァリン: SAMURAI』の時期、日本でロケを行った際に彼の健康管理を行ったとのことです。
みなさんもそんな「ピスタチオ」を食卓に加えて、ヒュー・ジャックマンのように強く優しい大人のオトコを目指しては!?
副島モウ 公式サイト
http://www.mousoejima.com/profile/index.html
アメリカピスタチオ協会
http://www.americanpistachios.jp/
Text & Photograph: Shun Yamanoi
編集者:小川和繁