2018.05.25

アスパラガスとアンズタケを使った絶品リゾットのレシピ

「究極のリゾット」の作り方を伝授

「エスクァイア」のフードコラムニストであるラッセル・ノーマン氏から、新鮮なアスパラガスとアンズタケを使った絶品リゾットのレシピを教えてもらいました。

「究極のリゾット」の作り方を伝授
Getty Images

 
Russell Norman:  
How To Cook The 
Ultimate Risotto

 英国の作家であるチャールズ・ラムは、19世紀の著作のなかで「アスパラガスは穏やかな思考をもたらす」と記しました。 
 
 2017年、ケント州の荒れ果てた農場に引っ越したとき、私は干し草の山や日差し、リンゴ酒やフォークダンスといった農村の牧歌的な生活を思い描いていました。ですが当然ながら、現実はまったく異なるものでした。 
 
 まず、農場があれほど大量の泥に溢れているとは思いもしませんでした。それこそ、どこへ行っても泥だらけになるのです。たとえば1ダースのアヒルの卵、あるいは農家の自家製キャンデーでも買いに村へちょっと足を運ぶなら、第1次大戦の「イーペルの戦い」、あるいはグラストンベリー・フェスティバルさながらに泥にまみれることになります。
 
 私たちの家は玄関で靴を脱ぐようにはできていないため、ちょっとした野外活動をしただけでも、1日の終りには家中のカーペットが泥で汚れてしまいます。 
 
 また、素晴らしい庭には、大きな責任が伴うということもわかりました。野菜を栽培できるスペースをもつことは、大人になってからずっと憧れていたことです。ですが、いざこれを実行に移すとなると、並大抵のことではありませんでした。以前は園芸用品店で様々な種子のパックを眺めては、「これらの種を土に植えれば、芽が出てきて成長し、数カ月後にはその恵みを収穫できるのだろう」と安易に考えていましたが、それはなんと浅はかな考えだったことでしょう。 
 
 そんなことはあり得なかったのです。 
 
 雑草防除や天地返し、堆肥作り、温室へのトレーの設置、正しい栽培地選び、適切なタイミングでの植栽、害虫駆除、ネットの使い方など、こんなに作業があるとは誰も教えてくれませんでした。どれも本当に大変で、自分がいつの間にかおじいちゃんになってしまったのではないかと錯覚するほどです。(次ページへつづく)

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By Tom Nicholson on May 18, 2018
Photos by Getty Images
ESQUIRE UK 原文(English)
 
TRANSLATION BY Wataru Nakamura
※この翻訳は抄訳です。
編集者:山野井 俊 
 

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