1987年に誕生したアダバットは、「a dab at~」:~の達人・名人からきており、
ゴルフだけでなく人生の達人になってもらいたいという想いが込められています。
そこで小誌編集長の戸賀が、その世界観を体現します。
adabat
ニット3万3000円、中に着たポロシャツ1万7000円、パンツ2万3000円、
グローブ4300円(すべてアダバット/アダバット)
【play style】
グリーン上は、地味より適度な遊びが必要
戸賀が今回セレクトしたトリコロールカラーのニットは、ジオメトリックが適度な遊びを表現。「グリーン上においては普段着すぎるのは地味すぎ、やはりお洒落を意識するなら、色で遊ぶのがベストだと思います。ただ、色ならなんでもではなく、今年ならトリコロールを軸にパンツもニットの色とリンクさせると上品に仕上がります」と戸賀。
ジャケット5万5000円、セーター2万9000円、ポロシャツ1万7000円、
パンツ2万5000円(すべてアダバット/アダバット)
【after style】
行き帰りのスタイルも色でこなれ感を作る
接待ゴルフともなるとジャケット着用はマストになります。とはいえ真面目すぎるジャケットスタイルだとおもしろみがない。「プレイ中のセーターとテイストを合わせたセーターをインナーに合わせるだけで、こなれ感はかなり高くなります。ポイントはやりすぎにならないこと」と戸賀。ワッペンがついたジャケットも遊び心があって普通と差別化できます。
プレイ中と行き帰りで着こなしをリンク
アダバットといえば、誰もが左上にある犬のマークを思い浮かべるでしょう。日本でアイコンが根づいているゴルフブランドがあまりないことを考えると、その歴史と存在感の大きさを感じずにはいられません。そんなアダバットが、実は2014年、さらに進化したのをご存じでしょうか? ゴルフだけじゃなく、ライフスタイルの達人というコンセプトはそのままに、デザイン・シルエットなどがよりモダンになったのです。もちろん、その進化にゴルフを長年愛する戸賀が反応しないわけがありません。
「ブランドは昔から知っていて、ある意味もっと年齢層が上のブランドだと思っていたんです。なのでいつかは…と思っていたのですが、新生アダバットを見て正直驚きました。これは、今まさに着たいと思えるモノ。特に感動したのがその色使い、たとえばビビッドな赤を使っていてもベースがネイビーになっていたりと、飛ばしすぎてない。まさに大人が取り入れやすい絶妙な遊びなんです。あと、コレクションにテーマ性があるのもいい。上の写真のように僕自身も実践していますが、プレイ中と行き帰りの着こなしが全然違うより、アイテムは違うのに、雰囲気やテーマがリンクしているのってすごくカッコいいと思いませんか?芯がぶれていないというか、ゴルフがその場だけでなく、生活の一部になっている感じがすると思うのです。これってまさにアダバットのコンセプトと一緒かと。やはりゴルフでもファッションでも人から見られることを意識することは大事。それがお洒落だけでなくマナーにもつながり、ライフスタイルの質を上げることにもなると思うのです」
セーター 右2万9000円、左3万3000円(2点共アダバット/アダバット)
トリコロールカラーなら悪目立ちしません!!
今回戸賀の着こなしのキーアイテムとなったのがこの2枚のニット。千鳥格子をあえて大きくし、そこにトリコロールカラーを配した一枚はそれだけで主役になれる存在感。フロントジップが使いやすいジオメトリック柄のニットは色の配分が絶妙で、白やネイビーパンツの相性が抜群です。この二つのポイントはトリコロールでありながら、ベースが上品なネイビーであるということ。これが合わせやすさの秘密なのです。
●お問い合わせ先/
アダバット TEL 03・6324・2642
http://www.world.co.jp/adabat/
Photograph/Pak Ok Sun(CUBE)
Model/Hirokuni Toga