2018.09.12

ひざ痛の原因、靭帯の硬さ解消への道のり

膝(ひざ)のすぐ外側に痛みを感じる場合、それは腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)が原因となっているかもしれません。

ひざ痛の原因、靭帯の硬さ解消への道のり
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 ランニング中などに膝のすぐ外側に痛みを感じたことはありませんか? このようなときには、膝の怪我を疑ってしまうところですが、実際は「腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)」という靭帯の硬さが原因の可能性もあります。
 
 いきなり難しい言葉を使ってすみません。遅ればせながら、「腸脛靭帯」とは何でしょうか。
      

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腸脛靱帯は、大腿部の筋肉を包む筋膜が、大腿部の外側で肥厚した部分です。 大腿筋膜張筋や大殿筋が停止部として利用したり、大腿部の前後を分ける筋間中隔にもつながっていたり、膝蓋骨を安定させる外側膝蓋支帯にもつながっています。 大腿筋膜張筋や大殿筋が合流した後、大腿部の外側を下降して脛骨の外側顆やガーディ結節に停止します。 役割としては、やはり靱帯ですので、いろんな部位を支持します。 股関節の内転時に緊張して、過剰に内転しないようにしたり、膝関節の屈曲時は腸脛靱帯の前側、伸展時は後側が緊張して、膝関節の安定性にも関与しますが、膝関節の屈曲が90°を超えたあたりで弛緩します。 いろんな部位を支持するように働くわけですが、長距離のランナーなどは大腿骨の外側上顆との摩擦で『腸脛靱帯炎』になることがあります。 腸脛靱帯が硬くなっている方に起こりやすい傷害ですが、腸脛靭帯や大腿筋膜張筋の硬さは『オベールテスト』という検査法で評価します。 検査したい側を上にして横向きに寝ていただいて、下になっている側の股関節を90°屈曲し、上になっている側の股関節を内転させるわけですね。 内転に制限があれば陽性なわけですが、腸脛靱帯は伸縮性がありません。 ですので、陽性の方は大腿筋膜張筋などストレッチが有効になります。  名前は結構聞きますし、意外と腸脛靭帯炎の経験者はおられますので、よく覚えておきたい部位です(^^) #解剖学 #靭帯 #イラスト #腸脛靭帯 #腸脛靭帯炎 #股関節 #大腿筋膜張筋 #大殿筋 #オベールテスト #長距離ランナー #陸上競技 #膝蓋骨 #スポーツ傷害

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 メイヨークリニックのスポーツ医学科で理学療法および、リハビリテーション部門の責任者を務めるエドワード・ラスコウスキ医師によれば、「骨盤の横からから大腿(だいたい)の外側を通って、膝の外側までつながっている密な繊維結合組織」を指すということです。
  
 この靱帯は太ももを安定させ、腰椎や股関節、大腿骨、膝の機能とうまく連携させる役割となっています。
 
 ウィスコンシン州マディソンのフィジカルコーチおよび理学療法士であるジョン・ラズン氏は、腸脛靭帯の機能について「股関節の屈曲や外旋(=がいせん、上腕や大腿を、位置を変えずに、体の外側に向かって回転させる動き)、外転をサポートし、全体的な動きにより股関節と膝の関係に安定をもたらし、うまく制御できるようにするものです」と語っています。

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From MEN'S HEALTH
By Emily Shiffer
Apr 14, 2018

Translation / Wataru Nakamura
Edit / Copper Lumiere, Kaz OGAWA

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