「実は、あまり認知されていないことですが、『精巣がん』は20歳から35歳の男性の間で最もよく起こる病気のひとつです」と、ソンステイン医学博士は教えてくれました。
アメリカ国立がん研究所の監視疫学遠隔成績プログラム(SEER=米国地域のがん登録プログラム)によれば、精巣がん患者のうち44歳より若い患者の占める割合は、なんと79%に達しているとのことなのです。
その兆候は睾丸が硬くなり、痛みもなく塊になるのです。
早期に発見されれば(その早期の度合いにもよりますが…)、90%以上の症例で治癒可能ながんであることも証明されています。 「精巣がんを患った100人の男性のうち、96人は治ります」という統計結果もありますので…。
◇対処法は?
こういった理由から、ソンステイン医学博士は男性には少なくとも月に1回は変調がないか、自分で触ってチェックをすることを推奨しています。
温かいシャワーを浴びて、睾丸が体から十分に離れていることを感ずることができたら…それがこの自己チェックを行うには最適なときなのです。皆さん、ぜひお試しください。