今回の研究の共著者のノア・フィアラー氏によれば、既存の水処理プロセスがNTMリスクを増加させているかどうかを知るためには、さらなる研究が必要だと言います。
「シャワーヘッドの中には驚くべき微生物の世界が広がっており、誰もがシャワーを浴びる度にこれらの微生物にさらされる可能性があります。これらの微生物のほとんどは無害なものですが、中にはそうでないものもあります。今回のような研究は、既存の水処理システムから排水管内の物質まで、人間による水の扱いがこれらの微生物群の構成に変化を与えられるかを理解する手助けになるでしょう」と、フィアラー氏は説明します。
今回の研究の結果を、どう日常に活かすべきでしょうか?
まずは細菌が含まれているからといって、シャワーを浴びるのをやめるのは間違えです。ですが、今後はときどきシャワーヘッドの洗浄すべきあることは確かなようです。その際には、さまざまな抗酸菌への殺菌作用があることがわかっている「お酢」を使用するのが効果的かもしれません。
From Men's Health
Translation / Wataru Nakamura
※この翻訳は抄訳です。