…しかし、彼が信じられないほどに引き締まった体のもち主であるという点は…これだけは誰も否定することはできないでしょう。
ロナウド選手がよく、トレーニング姿の写真をインスタグラムで共有しています。
写真から分かることは、彼が脚を鍛えるトレーニングを1度もサボったことがないこと…、そして、彼が子供たちを愛していることが即座に伝わってきます。
「才能、訓練、それに何かに打ち込むことが、ナンバーワンになるための唯一の方法であることを、2人の息子たちに教えている」というキャプションが綴られたこの写真には、「レッグ エクステンション」で下半身を鍛える彼の姿が映っているのです。
彼の太股は彼の赤ちゃんとほぼ同じくらいの大きさであり、息子と比べても、さほどひけをとっていませんね。
◇「スライドボード」― トレーニング方法その1
ロナウドが自宅でも、自分の肉体とトレーニングのルーティンに磨きをかけることに打ち込む姿を目にしても、私たちはまったく驚いたりはしません。それだけの努力がなければ、あの肉体は完成されないことはお気づきのはず…。
この短い動画には、ロナウド選手がスライドボードを使って脚を鍛える姿が映っています。
ロナウド選手はこのように…完璧な肉体を手に入れるための大切さ、そしてその秘訣、さらには自身の筋トレに関する考え方を、これからサッカー界で活躍しようと夢を抱く若きファンたちに向け、共有することも怠らないのです。
そこも彼の素晴らしいところではないでしょうか。
◇「格闘技」― トレーニング方法その2
ロナウド選手はほかのトップクラスのアスリートたち、たとえば格闘家のコナー・マクレガー選手と一緒にクロストレーニングもしている写真も共有しています。
彼のような肉体を手に入れるのは、そう簡単なことではありません。ですが皆さんにも、今すぐできることがいくつかあります。それは「クロストレーニング」です。これを筋トレメニューに組み込めば、太股を鍛えるトレーニングはいっそう効果的なものになるでしょう。
「メンズヘルス」が以前にお伝えしていた通り、立派な太股を手に入れることは「ランジ(大臀筋と大腿四頭筋に刺激を与える基礎的なウェイトトレーニング)」や「スクワット」といった従来の動きに対して、簡単なアレンジを加えるだけで可能となります。
たとえば、主に大臀筋と大腿四頭筋…いわゆるお尻と太ももを鍛えるのにおすすめの「ランジ」ですが、その際、常に膝が曲がっている状態を維持しながら行うといいでしょう。
膝(ひざ)を伸ばしきった状態をイメージしてください。そのとき、効果を期待している大臀筋と大腿四頭筋筋への負荷はどうですか? 一時、休息をもらったほど楽に感じませんか? なので、「レンジ」を行っている最中は膝を伸ばし切ることなく、また、膝を曲げきることもないよう可動域の中で、膝が常に曲がっているようトレーニングを行うと効果的になるわけです。
「どの動きでも膝を曲げた状態にしておくことで、筋トレメニュー全体を通して、皆さんの体重が太股の部分に緊張状態をつくり出す」と、プロトレーナーのアンディ・スピアー氏も言っています。
「フルレンジの動きをするランジでは、脚が完全に伸びきった状態のときの負荷は軽くなります。それに対してこのトレーニングメニューでは、休憩状態になることがありません。なので、筋肉の耐久力(強化)や脂肪の減少について最大の効果が得られるほか、メンタルタフネスをみるテストにもなるのです」と、スピアー氏はおすすめしています。
◇自身の体重を負荷として利用した「スクワット」
トレーナーのジュリアン・スミス氏が考えた動きのいくつかを、必ず試すという手もあります。スミス氏のお気に入りのひとつは、「自分の体重を利用したスクワット」です。
「私は、この筋トレメニューをだいたい3〜4セットで行ないます。が、テンポを頻繁に変えています。そうすることで、1セットでやれる回数の量が劇的に変わるのです。もし、基本的なスクワットを普段のテンポでやるだけなら、1セットあたり50回以上はできます。でも、私がよくやる”10秒ゆっくりスクワット”では、1セットにできる回数が10〜15回まで減少するのです。つまり、太股にはかなりの負荷がかけられているという証拠でもあるのです」と、スミス氏は語っています。
太股を鍛えたいという皆さんは「トレーニングをサボらないと強く心に刻むため」として、ぜひともロナウド選手がインスタグラムで共有する写真を保存しておいてくださいね。
そして、くじけそうになったときには彼のハンサムな顔を見るようにしましょう。きっと嫉妬のパワーで、さらなる効果がもたらされることでしょう(笑)。
Source / Men's Health