住まいと暮らしの総合住生活企業として最大手である「LIXIL(リクシル)」は、好評となっているシステムバスルーム「SPAGE(スパージュ)」をさらに進化させたカタチでリニューアル。2018年3月1日から発売開始したところ、それが「エスクァイア世代にぴったりだ」という噂…。そこで、その新「スパージュ」をエスクァイア・デジタルのユーザー代表がリアルに体感。さて、その使い心地はいかがなものだったでしょうか。
 

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―ユーザー代表としてレポートしてくれるのは、メンズ美容にも造詣が深く、お風呂にも一家言をもつマイクロインフルエンサーの牧羽貴彦さん。彼に新「スパージュ」を体感してもらい、その使い心地そして居心地を語っていただきました。 
 

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 ご自宅にお風呂がありながらも、「週末には必ず銭湯へ行って、リフレッシュすることがルーティンになっています」と語るほど、大のお風呂好きの牧羽さん。偶然にも、2017年末にご実家のキッチンをリクシルでリフォームしたという縁もあり、俄然バスルームにも興味が出てきたことから今回の体験リポートに参加していただきました。

  
 事前に新「スパージュ」がどういった機能をもっていのか、レクチャーを受ける牧羽さん。今まで体験したことのない機能に興味津々の様子です。
 

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バスルームにて、リクシル浴室商品部の道端さんから最終的な機能の説明を受けます。

 
「第一印象は、本当にバスルームかと思うぐらいラグジュアリーな感じですね。浴室は白がベースというイメージがありましたが、ブラックやグレイなどダークカラーが基調になっているので、すごく高級感がありますね」と牧羽さん。ホテルのバスルームのようなラグジュアリーな空間に、すぐに魅了されたようです。


>>>それでは、牧羽さんが実際に体験した「スパージュ」の魅力をご紹介しましょう。

浴室空間を上質に演出するダークカラー

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「大人の男性の嗜好にマッチした、ダークカラーを基調とした浴室空間というのが革新的でもあります。ホワイトは清潔感が漂ってクリーンなイメージで、それはそれでいいのですが、ブラックやグレイなどを多用すると、まるで高級ホテルのバスルームのような上質な空間を演出できるのですね」と牧羽さん。

 今回、体験するバスルームも壁はストーン調のグレイ、浴槽の枠やアクアシアター、テーブルなどの小物もブラックで統一することで、ラグジュアリーかつ知的なイメージに仕上がっています。

「こんな空間で毎日リラックスできるのなら、きっとビジネスでも私生活でも、次なるステップへ躍進できるようなナイスなアイデアも浮かんでくる気がしますね」と、牧羽さんは重ねてコメントしています。
     

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浴室内の壁面に並ぶコントローラー類。 

 
 壁面には、「アクアシアター」のリモコン(防水機能付)はもちろん、浴室内の照明をコントロールするリモコンや「アクアフィール(肩湯)」、サイレントジェットなどを操作するリモコンパネルが配置されています。

 お風呂に浸かりながら、そのままの体勢ですぐに操作できるので、ストレスなく自分の好みの環境へとコントロールできます。

“自宅でスパ”を体現する「アクアフィール」

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「湯を、愉しむ。時を、味わう。」をコンセプトに、お風呂の原点ともいえる「温泉/SPA(スパ)」を自宅で愉しめるシステムバスルームとして2014年8月から発売となった「SPAGE(スパージュ)」ですが、その数ある機能のなかでも特筆すべきポイントが、この「アクアフィール(肩湯)」。多くのユーザーから、好評のコメントを得ているそうです。

 そんな自慢の機能とも言える「アクアフィール(肩湯)」ですが、リクシルはそれに満足することはありませんでした。今回の新「スパ―ジュ」では、そんな「アクアフィール(肩湯)」にワンタッチで照度の切り替え可能な照明を搭載しています。

「まるでシルクのカーディガンを羽織っているような感覚です」と牧羽さんからは感動の声が。浴槽のお湯を循環させることで、肩湯とサイレントジェットを実現できたとのこと。「この肩湯は首から肩にかけて、やさしくマッサージされているような雰囲気でいいですね。僕は肩が凝るほうなので、これなら肩の血行が結構良くなりますね(笑)」と余裕の発言も…。

「あと、最近は浴室で読書したりなど、長湯することが多くなっているんです。そんな折、たまに寒さを感じて読書を途中で諦めてしまうことがたびたびあるんです。そんなとき、寒さを感じ始めるのって頸(くび)から肩にかけてじゃないですか。そんなとき、この「アクアフィール(肩湯)」があれば、寒さを感じず長湯することができますね ―― それに加えて、調光調色機能付きの照明が付いているのは感動です。暖かな癒しの空間から爽やかな覚醒の空間まで…たとえば読んでる本の内容に合わせて、照明のイメージが変えることができるじゃないですか? 読んでいる本の登場人物になったような気分になれますよ、これなら…」と、かなり満足気な表情でコメントする牧羽さんでした。

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肩湯の勢いも、2段階で調節可能。サイドのパネルで手軽の調節できるのも嬉しいところ。

 
「スイッチやリモコンのデザインにもこだわりが…。これも見逃せませんね」と牧羽さん。 

入浴時間が長くなること必至な「アクアシアター」

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 ヘッドレストにもたれ、肩湯をあてるだけでも癒されます。ですが、「スパージュ」にはオプションでさらなるエンターテインメント空間に進化させることができます。それは迫力の大画面テレビの「アクアシアター」です。これでハイビジョン映像が、浴室でゆったり楽しめるのも特長となっています。

 湯船につかりながら鑑賞する「アクアシアター」は、長風呂になること間違いなし。牧羽さんも「自分は本を読んでいるとき以外でも、基本的には長風呂好きなほうなのですが、『アクアシアター』があったらさらに入浴時間が伸びてしまいそうですねとご満悦の様子。

 バスオーディオと組み合わせれば、迫力の映像をより臨場感のあるサウンドで楽しむことも可能です! 
  

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体験した新「スパ―ジュ」には、モニターのサイズはなんと32型という大画面が設置されていました。

 
 また「アクアシアター」をインターネットに接続することで、高画質動画をストリーミングして楽しめるなど、リビングにいる以上に快適な空間となるのです。「自宅のなかで、いちばん過ごしたい空間がここになることは間違いなしですね」と牧羽さん。 
  

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「ご飯もここで食べたいくらいです(笑)、これを自宅に設置した暁には、絶対、ここで過ごす時間を中心に毎日をスケジューリングしますね」と、肩湯を浴びながら大型画面で映像を楽しむ牧羽さんでした。
 

入浴中の読書がお好きな方へ、ほらこの通り!

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「このスパ―ジュでの読書に関して、補足説明させていただくと…。もう読書のために設けたかのようなマルチボードもありますし、何と言っても調光可能なダウンライトはもちろん、スポットライトなどなど様々な照明が選択できるんです。なので、とっても読書しやすいのです」と牧羽さん。

 さらに…「もちろん読書だけでなく、スマホやタブレットをいじるのもいいですね。このような空間ならリラックスもできれば、逆により集中力を研ぎ澄ますことだってできそうです。なので、「ながらスマホ」から仕事だって精度高く行えそうですね。このスパ―ジュがあれば、時間を有効に使えますね。他の人にとっての24時間が、僕にとっては30時間もいただいたような気分になれるでしょうね(笑)。これもスパージュの強みじゃないですか」と続けてコメントしてくれました。
  

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読書などに便利なマルチボード(別売)は、アクアシアターの下に格納。 
 

ワンランク上のシャワー体験ができる「アクアタワー」

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 空間デザインにこだわった、「スパージュ」ならではの意匠性が発揮されているのがこの「アクアタワー」です。

 シャワーという機能をいかに快適に、美しくレイアウトするかを徹底的に研究したリクシルならではの、デザインセンスが光ります。この「アクアタワー」もこちらのバスルームに合わせてブラックになっていますが、シルバーにも替えられます。色が変わると印象も違ってくるので、色々試してみたくなりますね。
  

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写真上から打たせ湯、オーバーヘッドシャワー、ハンドシャワー、温度調節を調節可能。

 
 直感的な操作ができるスイッチもデザイン性が高く、まるで音響のアンプを操作しているような雰囲気。

スパリゾートを彷彿とさせる“打たせ湯”を再現

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「スパージュ」の名前の由来は、まさに“温泉(スパ)”を自宅で愉しめるということから…。だからこそ、誰もがスパリゾート施設で体験したことのある“打たせ湯”を再現しました。それが「アクアタワー(打たせ湯・オーバーヘッドシャワー)」です

 落下する湯の筋を、体の凝った部分に当てるだけで、身も心も解きほぐされることでしょう。牧羽さんも「お湯の勢いが強いので、かなりピンポイントで凝っている場所に湯を当てられますね」と驚くほどでした。
   

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「アクアタワー」の吐水口。

 落下するお湯が生む断続的な刺激の秘密は、天井に設けられた吐水口にあり! このシンプルなデザインの吐水口にこそ、お湯をコントロールするこだわりの技術が詰まっています。
  

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「アクアタワー」の下に、ベンチカウンターをオプションで設置することができます。 

 
 打たせ湯の下には、ベンチカウンターも設置できます。ぜひ、ここに座りながら打たせ湯を楽しんでください。もちろんクッション性も高いベンチなので、座り心地も快適です。  

まるでホテルにいるような感覚のオーバーヘッドシャワー

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 一流ホテルに滞在したことのある読者諸兄なら、もうすでに体感済みかと思います。それがボリューム感のあるシャワーです。これはホテルのバスルームの醍醐味とも言えます。その点「スパージュ」は、この「オーバーヘッドシャワー」でボリューム感のあるシャワーを再現しています。

 牧羽さんも、このワンランク上のシャワーにご満悦の様子。「シャワーに幅があるので、どこを向いても全身を包み込んでくれるようなお湯の広がりがありますね。朝にこのシャワーを浴びることで、体が覚醒してくれますね」とコメント。
  

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「オーバーヘッドシャワー」にも、新「スパ―ジュ」の魅力である照明付きに。

  
 シャワーに組み込まれた照明は、シャワーの散水と角度に合わせて光のシャワーも実現します。気分に応じた照明シーンが楽しめるのも、かなり魅力的ですね。
  

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「オーバーヘッドシャワー」では、光と水のシャワーが楽しめます。  

   
 光の演出をしながらのシャワータイムは、また格別な時間を提供してくれるでしょう。リラックスタイムの濃度が変わりこと確実です。また、その濃度を自分でコントロールできるのが、この新「スパージオ」の強みでもあるのです。 

浴室空間がコンサートホールに早変わり

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 浴室で音楽を聴くには、防水仕様のワイヤレススピーカーを持ち込んでスマホと連動させて…と、意外にハードルが高いのです。が、こちらの「スパージュ」なら、そんな苦労もいりません。

 大口径の16cmウーハーユニットは、世界が認める音響機器の「クラリオン」ともに浴室専用にチューニングしたもの。Bluetooth®搭載のスマホやミュージックプレイヤーと接続すれば、今まで体感したことのないような迫力のサウンドが浴室で楽しめるのです。

「密閉された浴室空間と相まって、まるでライブ会場にいるかのような音でびっくりしました。これはアルバム一枚ぐらい、余裕で聞いちゃいますよ(笑)。毎晩一人でバスルームフェスですね」と、高純度なサウンドに太鼓判の牧羽さん。
  

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光も落とせば、コンサートホールさながらの雰囲気。


「お風呂で聞くお気に入りの音楽は、格別ですね。お風呂に入るのが楽しみでしょうがなくなって、帰宅も早くなりますね」と牧羽さん。 

光の演出でガラリと印象を変えます

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 “癒し”には、視覚的効果は重要なファクターのひとつです。この新「スパージュ」は、浴室空間の照明を自由に操ることで空間の趣まで変えてくれます。お湯の姿を際立たせる光のこだわりが、随所に表現されています。
   

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 上の写真は、「アクアシアター」の上にあるライン照明を点灯したパターン。壁面の美しさをより際立たせてくれます。 

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 こちらの写真は、画面右手前に設置された「アクアタワーライト」を点灯したバージョン。電球色を強くした光なので、多忙な一日を過ごした夜の入浴に適しています。 
      

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 さらにこちらは、半身浴しながら読書も楽しめるアクアスポットを点灯したバージョン。水面の波紋に反射した光は、ゆらゆらと壁などに映り込んで幻想的な空間を演出してくれます。

“人を呼びたくなるお風呂”に感動!

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 今回、実際に新「スパージュ」を体験してくれた牧羽さんから、入浴後に改めてコメントをいただきました。さて、どんな感想をもたれたのでしょうか?

  
「まず第一印象として、内観の配色がダーク系の落ち着いた色だったので、すごくラグジュアリーな高級ホテルのような気分が味わえました。これは写真を観たエスクァイア・デジタルのユーザー(読者)の皆さんにもご理解できることでしょう。でも、それだけではありません。それは銭湯とは比べものにならないくらい…まさに温泉・スパに勝るとも劣らないほどの楽しみや癒し効果が実感できるのです。特に『アクアフィール(肩湯)』は、ベールに包まれるような感覚でじんわり体が温まるので本当に癒されました。また、クラリオン社と共同で開発した音響は、本当にライブ会場にいるみたいで、音楽を聴きながら湯船に浸かれるのでこの上ない幸せ感を手に入れることができます。さらに、そこに照明の効果も加わるのですから…。僕の総合的な感想をここで言わせていただくなら、この新『スパ―ジュ』は海外のラグジュアーなホテルに設置された日本の温泉を楽しむような気分でした。心も体も多いに癒されましたね。しかも、明日への英気も十分に充填できていますから…」と、ご満悦の表情を浮かべる牧羽さん。

 さらに重ねて、「この『スパージュ』が自宅にあれば、そこが自分にとっての最高のエンターテインメントの場となるに違いありませんね。そんなお風呂に入れるのなら、仕事でも私用があっての外出でも、毎日1時間でも早く家に帰りたくなります(笑)。この最高の心地を他の人にも共有したくなるタチなので、自分の家にあったら、この『スパージュ』の魅力を味わってもらうために週末は必ず友人・知人を呼びたくなりますね。とにかく家で、こんな体験ができたらどれだけ素晴らしいことでしょう」と最後に牧羽さんは語ってくれました。

 皆さん、いかがですか? ぜひとも自宅で、ラグジュアリーホテルで温泉を楽しむ気分を味わってみては…。仕事の効率も私生活の濃度も段違いに向上することでしょう。

 
 


●お問い合わせ先
リクシル「SPAGE」
http://www.lixil.co.jp/lineup/bathroom/s/spage/


Photograph / Shojiro Nakabayashi Model / Takahiko Makiba
Text / Yasuyuki Ushijima(NO-TECH)
Edit / Kaz Ogawa, Hikaru Sato