《概要》

▶「テンガ(TENGA)」の調査によると、18歳から24歳の若者の半数以上が週に1度以上「自慰行為」をしており、ほかのどの世代別グループよりもマスターベーションする頻度が高い

▶米国では男性の92%、女性の76%が「自慰行為」をしていると回答

▶パートナーと「自慰行為」について話すことに抵抗のない人は、比較的少数に留まっている

 
 ミレニアル世代の若者の欠点を指摘することはいくらでもできます。ですが、年上の男性たちが、彼らに叶わない分野が少なくともひとつはあります。ミレニアル世代には、人付き合いのスキルが欠けているかもしれませんし、握手のときには相手の手を握る力も弱いかもしれません。でも、彼らは性欲を自分で処理する方法は心得ているのです。 

 先ごろ実施されたある調査では、18歳から24歳の若者の57%が、週に1度は「自慰行為」していることが明らかになりました。彼らがほかのどの世代よりも、頻繁に自慰を行っているのは明らかです。


 アダルトグッズ・メーカーの「テンガ(TENGA)」が発表した「グローバル・セルフプレジャー・レポート2018年版(2018 Global Self-Pleasure Report)」と題する調査レポートには、世界18カ国1万3000人の回答者から集めた結果をまとめたものになります。ここまで自慰行為に関する調査したには、過去最大規模のものだそうです。

 なお、回答者の年齢は18歳から74歳までとなっています。また、この調査ではミレニアル世代の自慰行為の習慣のほかにも、興味深い自慰に関する事実が明らかになっているのです。

マスターベーションしている人の割合(国別、男女別)

これはGiphyの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

 米国では男性の92%、女性の76%が自慰行為をしていると回答。また英国では男性の96%、女性の78%が、そしてドイツでは男性の93%、女性の76%がやはりマスターベーションしていると回答しています。

 ですので、日本人ももっと自慰行為をして構いません。

 マスターベーションには気分を盛り上げたり、持続時間を延ばしたり、前立腺ガンの予防に役立つなど、さまざまなメリットがあります。なので、日々の生活に支障が出ない限り、皆さんは好きなだけたくさん自慰行為して構わないのではないでしょうか。

 たくさんの人が自慰行為している一方で、そのことについてパートナーと積極的に話をしている人はあまり多くはありません。この調査によると、身近な人たちと自慰行為について話をすることが重要だと感じている人の割合は、米国が18%、英国が15%、ドイツが11%だったそうです。

 男性の皆さん、よく聞いてください。健全な関係を維持するには、コミュニケーションがとても重要です。そして、マスターベーションについて話すコツをマスターしてしまえば、次にはパートナーといっしょに自慰行為をすることさえ試せるようになります。

セックストイに対する受け止め方

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 同調査によると、「セックストイの使用によって自慰行為の経験が改善した」と答えた男性の割合は、使用経験者全体の86%に上ったそうです。また、米国では男性回答者の53%が、セックストイを使ったマスターベーションを試してみる用意があると答えたそうです。

 
 この調査結果をまとめたのが、セックストイのメーカーであるという点には確かに注意が必要です。でも、もし皆さんが自慰を盛り上げるガジェットを探しているのであれば、リンク先のページにあるおすすめのアイテムをぜひチェックしてみてください。

From Men's Health
By Jordyn Taylor
※この翻訳は抄訳です。