※写真はイメージです。

 女性をオーガズムへと導くことは、そう容易にはいかないもの…ですよね。それは、一人ひとりの女性の好む行為や性感帯は異なるからです。しかし、テキサス州のカップル、スコットとメラニーのマクルア夫妻に関しては、違うようです。「夫婦だから当たり前だ」と思う方もいるかと思いますが、夫婦間でも難しいものです。これに共感してくれる方も少なくないでしょう。そんななか、このマクルア夫妻は自分たちにとって最良セックスとは何かを、間違いなく理解しているのですからうらやましい。
  
 マクルア夫妻は結婚8年目。“タントラセックス”(後半で詳細をご紹介)を実践する二人は最長で18時間もの間、オーガズムを感じていることができると言っています(18という数字を思わず2度見してしまった人もいるでしょう! でも、そう言っています)。そんな二人が最近、英ITVの『This Morning』に出演し、この長時間のオーガズムの秘密について真摯に説明してくれました。
 
 
 「ほとんどの人々が気づいていない重要なことの1つは、オーガズムは性的な絶頂からくる解放感とは異なるものだということです」と、スコット氏は司会のホリー・ウィロウビー氏とフィリップ・スコフィールド氏に語りました。
 
 続けてスコット氏は、さらに語ってくれました。「そして、性的な絶頂からくる解放感から自らを切り離すことができれば、『興奮してからのオーガズムによって眠くなる』という一般的なセックスのプロセスではなくなり、『オーガズムが連続的に何度も起こる』という特別な体験を得ることになるでしょう」とのこと。
 
 
 では、彼が語る特別な“オーガズム”とは、実際どのように感じられるものなのでしょうか。
 
 
 「“タントラセックス”は、普通よりもはるかにパワフルで強烈、全身で感じる体験なのです。完全な恍惚(こうこつ)状態ともいえる至福のオーガズムを体全体で感じることができます。これは従来の絶頂からの解放感とエネルギーの消耗を除けば、あらゆる行為よりパワフルなものになります」と、スコットは丁寧に答えてくれました。
 
 インタビューの中そんな二人に対し、司会のウィロウビー氏は「ご近所の人は、きっとイライラしてるに違いありませんね」とジョークを飛ばし、「ご近所の人たちが今までに警察を呼ぶことがなかったのは、ちょっと驚きですね(笑)」と、スコット氏が返すシーンがあるのでぜひご覧ください!
 

5000年も前からヒンドゥー教で実践されてきたもの…

 “タントラセックス”とは、5000年も前からヒンドゥー教で実践されてきたもので、セックス中に感じる「うねりながら拡大するエネルギー」に注目したものになります。
 
 米国の著名なセックス専門家であるエミリー・モース氏は、“タントラセックス”について性的儀礼やマッサージ、呼吸の一致を通して「自分の体をパートナーの体に結びつけること」であると説明しています。
 
 またモース氏によれば、“タントラセックス”においてはあらゆるタブーや羞恥心を捨て去り、「セックス」というものを心底解放的な経験としてとして捉えると言います。そしてさらに、「セックス」という行為そのものの本質をまさに貫くことが重要だと言っています。
 
 これに対してスコット氏の考え方も同じようです。「“タントラセックス”を実践し、長時間のオーガズムを感じるためには…心を開き、自らの内なる感情や気持ちの変動に身を任せなければなりません。それができて初めて、体を行き来するエネルギーを感じることができるのです。つまり“タントラセックス”とはある種、精神の実践でもあるのです」と加えます。

動画でもいいです。スコット氏と対面してこそ理解できる!かもしれません。

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
Phillip Is Fascinated by Couple Who Can Orgasm for 18 Hours Just by Hugging! | This Morning
Phillip Is Fascinated by Couple Who Can Orgasm for 18 Hours Just by Hugging! | This Morning thumnail
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 彼らのインタビューの動画をこちらです。ぜひ、その語り口調もあわせてご覧ください。そして、自らの内なる感情や気持ちの変動に身を任せてみてくださいね…。 
 

From Men's Heaith
Translation / Wataru Nakamura
※この翻訳は抄訳です。