2018年4月21日(現地時間)に、92歳の誕生日を迎えたイギリスの女王エリザベス2世。その長寿の秘訣は食にあり⁉
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イギリス史上最高齢の君主として、いまも現役で絶対的なオーラを放つ唯一無二の存在である女王エリザベス2世。
その元気の源とは? 「長生きの鍵を握るのは、いつだって食生活にあり!」ということで、朝食から大好物まで、女王の食生活を紐解いてみましょう。意外にも、庶民的なメニューの登場もあるので、女王との距離感もここでグッと縮まるかもしれませんよ。
女王の朝食はケロッグのシリアル
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女王の朝食はプラスティックの容器からケロッグのシリアルをご自分で取り出し、ダージリンティーとともに召し上がるそうです。ときどき、これに加えてトーストやスクランブルエッグ、サーモンを召し上がることも…。意外とシンプル、というより庶民的で親近感が湧きますね。
たっぷりのサラダや新鮮なフルーツが大好き
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フルーツといえば…エリザベス女王には、独自のバナナの食べ方があるのだとか。まず、バナナの両端を切り落とし、縦にカット。それから細かく切って、フォークで食べるのだそうです。やはり、とってもお上品です。
公式晩餐会でない限り、炭水化物&でんぷん質は食べない
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15年間女王の料理人を務めたダレン・マグレイディ氏によれば、女王の食事は1日4食。そして量は少なめとのこと。公式晩餐会でない限り、日常ではパスタやポテトなどのでんぷん質やお米など、炭水化物は口にしないことを明かしています。ふだんは、魚かチキンをグリルしたものに野菜を2種類が、定番ディナーとなっているそうです。
にんにくはご法度
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にんにくを使ったり、玉ねぎをたくさん入れたりする料理は好まないそうです。それは苦手なのではなく、「公的な場で臭いをさせるのは失礼にあたる」という考えから…。特ににんにくは、料理に入れないようシェフに指示しているのだとか。
お肉はウェルダン
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お肉はrare(レア)でもmedium(ミディアム)でもなく、断然、肉の内部までよく火を通したwell‐done(ウェルダン)がお好みだそうです。
スコーンはジャムが先!
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バッキンガム宮殿の元シェフ曰く、「女王はスコーンをいただく際、先にジャムを広げてからその上にクロテッドクリームを塗る」とのこと。つまり、「デボン式」ではなく「コーンウォール式」だそうです。
もっとも好きなお酒はジン
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いちばんお気に入りのお酒は、ジンだそうです。ランチの前には、ジンにジュポネとレモンのスライスを加えた、爽やかなカクテルを嗜むことがしばしばとのこと。また、数日に1回ほどはヘルシーなランチに、ワインをペアリングすることもあるとか…。一方、ビールは苦手のご様子です。
デザートは別腹、大好物はダークチョコレート
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チョコレートには目がなく、中でもチョコレートクッキーとダークチョコが大好物だそうです。食後はたいてい王室御用達のショコラトリー「シャルボネル・エ・ウォーカー」のチョコレート「イングリッシュローズ&バイオレットクリーム」をひと口。これを召し上がるだけでご満悦だそうです。
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