「今回のプロジェクトは、いくつかの予備調査で取れたデータに基いています。人間はセックスでオーガズムに達した後、オキシトシンというホルモンが大量に分泌されます。このホルモンは幸福感をもたらすホルモンの1つで、鎮痛剤のように働き、眠りに落ちるまでの時間を短くしてくれるとされています」とラステラ博士は言います。
さらにラステラ博士は、「寝る前に携帯電話を見る時間があるなら、数分であってもパートナーと親密な時間を過ごした方がいい。スクリーンを見るかわりにパートナーと触れ合う時間を増やすことには、明らかなメリットが示されているのです」と、ラステラ博士は主張します。
「人はセックスをしているとき、明日何をするかといったことは考えていません。ケータイを見ることもないでしょう。気を取られてしまいますからね」と…ケータイもしくはスマホが、セックスライフを台無しにする可能性を示唆しているのは、ラステラ博士が初めてではありませんね。