腰痛および呼吸困難となると、「やや進行した精巣がんによって引き起こされたのでは?」と推測できる症状になります。
「がん細胞はすでに睾丸を飛び出し、リンパ節に広がっている。もしくは、胃の裏側に達しているかもしれない」と、深刻な状態であることをギリガン博士は語ってくれました。こと呼吸困難に関しては、「肺組織への転移の兆候かもしれません」とも言っています。空気を吸って、吐くことすら難しくなるようです。
もし、いずれかの症状を自覚したら、すぐに病院の予約を取ってください。「精巣がんは通常、進行の速い癌です。発見したらすぐに治療を受ける必要があるのです」というのが、ギリガン博士のアドバイスになります。
異常にすぐ気づくよう、日常的に睾丸の状態を調べることが予防策にもつながります。
シャワー時や入浴時に、これを行うと良いでしょう。温かいお湯の中につかり、睾丸がリラックスした状況でなら異変にも気づきやすくなるでしょう。しこりを見つけたり、サイズや形状や硬さの変化に気づいたのなら、直ちに医師へ相談すべきです。
From Men's Health
Translation / Kazuki Kimura