誰もが憧れる引き締まった腕。きれいに見えるポイントは、「三頭筋(さんとうきん=上肢の筋肉。腕を伸ばしたときによく浮き出る筋肉)」を鍛えることにあります。彫刻のようにクッキリとした、たくましい腕がほしいなら、「三頭筋」をトレーニングしなければいけません。 

◇現役のプロトレーナーが筋トレメニューを監修

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 今回ご紹介する筋トレメニューは、ドロップセット法に則って機械的に行うトレーニングです。つまり、セットを重ねるにつれて、徐々に負荷を下げていくのです。

 「メンズヘルス」US編集部でおなじみの、プロトレーナーのアンディー・スピア氏が監修してくれました。ドロップセット法でトレーニングすることで、三頭筋への負荷を維持できるとしています。

筋肉を肥大化させるために…

 スピアー氏によると、「筋肉への負荷を継続することで、筋繊維の破壊に似た状況を引き起こすことができます。筋肉は筋繊維の集合体でできていて、負荷をかけることで筋繊維が破壊されます。しかし人間の身体は、壊れた筋肉を修復する機能が備わっていて、そのタイミングで適切な栄養と休養を取り入れることで、運動により壊れる前の筋肉よりも強い筋肉が再生されるわけです」。

 さらに、こう言っています。「この『筋繊維の破壊』を正しく行うことで、筋肉がより肥大化するプロセスにつながるのです。 紹介する筋トレメニュー最終セットでは、腕がゼリーのような感覚(!?)になって、筋肉が故障したように感じるかもしれませんが、実際には筋繊維の破壊に似た状況が起こっているだけなのです」。 

◇三頭筋を効果的に鍛えるトレーニング3種

■トレーニングの順番 

 下記のリストの順にトレーニングします。それぞれトレーニングを45秒、休憩を15秒とりながら進めましょう。

  1. ダンベルで行う「JMプレス」…45秒間
    存在しない画像
    Courtesy of Men's Health US

     
  2. ダンベルで行う「クローズドハンド プレス」…45秒間
    存在しない画像
    Courtesy of Men's Health US

     
  3. 器具なし! 両手を近づけた腕立て伏せ(クローズドハンド・プッシュアップ)…45秒間
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    Courtesy of Men's Health US

     胸が下におりたときに、2秒間ホールドして負荷を強くすることにも挑戦してみてください。インターバルをおかないで通常の(両手を近づけた)腕立て伏せでもOKです。

◇回数は?

 3種のトレーニングすべてを終えたら休憩を60秒。これで1ラウンド終了です。これを3~5ラウンド行いましょう。

◇注意点:休息日が大切

 今回のようなキツイトレーニングなど、日ごろ筋トレに励んでる方は、必ず休息日をとってください。一般的に理想の休息日は、筋トレ後1日~2日が休息日の理想のタイミングと言われています。

 もし筋肉が十分に回復していないタイミングでトレーニングをしてしまうと、再び筋肉が傷ついてしまい、大きくなること(筋肉の肥大化)ができません。 しっかりと身体を休ませてから次のトレーニングを行うことが、筋肉の成長につながります。

Source / Men's Health US
Translation / Esquire Digital
※この翻訳は抄訳です。