仕事にも私生活にも常に結果を求め続ける男、小誌アンバサダーの戸賀。そんな彼はかねてより、健康ばかりでなく仕事や生活全体のモチベーションをアップするためにも「睡眠」の質を重要視し、「睡眠の質がとても重要なファクターとなる」と唱え続けてきました。そして、よりよい「睡眠」へと誘う最も重要なツールがマットレスであるとも…。
名だたる有名メーカーをはじめ、これまで数々のマットレスを身をもって体験し、「自分磨きのスタートは睡眠の質を高めるマットレスにあり!」と断言する戸賀。そんな彼の言葉に触発され、編集部も副編・西川を中心に究極のマットレスを探す取材を敢行しました。
まずは、アンバサダー戸賀の経験と
マットレス談を参考に。
家具/マットレス「モーナ プレミア」(ダブルサイズ)8万3241円、サイドテーブル23万8889円、フロアスタンド(ランプ別売り)25万5000円(メーカー希望小売価格)、椅子18万3334円、ベッドフレーム16万円、絵画10万6482円、ボックスシーツ2万円、掛けカバー3万2000円、ピローケース(ブラウン)5000円、(ナチュラル)6400円(すべてIDC OTSUKA TEL 03・5530・5555http://www.idc-otsuka.jp/) 服/パンツ2万9000円(ジャブス アルキヴィオ)、ニット1万4800円(ナノ・ライブラリー/以上ナノ・ユニバースカスタマーサービス TEL 0800・800・9921)
20代の頃はブランド重視だった戸賀。しかし、ぎっくり腰を患ってからは、“機能第一”で選ぶようになったとのこと。現在8代目となるマットレスはサポート力があって、かなりのお気に入りだとか…。そんななか、この企画で偶然…いやいや必然の出合いがあったのです。
いくつか新たなマットレスを体感した戸賀は突然、目を輝かしてこう呟いたのです。「出合っちゃったよ! 今のマットレスもかなり気に入っているんだけど…。この『モーナ』はヤバいね! 寝ころんだ瞬間の柔らかさと、体が沈んだときに感じる適度なサポート感、この寝心地は初体験だ!!」と、興奮気味に…。
このときの戸賀のコメントに触発され、編集部でも実際にベッド選びで悩んでいた副編・西川が中心となって、「快眠へと誘うマットレス」探しの取材を行いました。とは言っても、マットレスは個人個人の体型・体重や寝姿勢などによっても、その寝心地が合うか否かは違ってくるもの。巷にでている情報を調べてみても、結局「自分にとってのベストな選択がなんなのか悩むばかり…」、という人も多いのでは?
そこで今回は、8代目のマットレスに突入した豊富な経験をもつ戸賀とともに、初めて本気でマットレスの重要性を目の当たりにして悩んでいる副編西川を中心とした編集部も加わって、自分にふさわしいマットレスはどれなのか? それぞれのリアルな視点をもとしたタイプ別マットレス選びを真剣に考えてみました!
«戸賀が刺さった「モーナ」の解説とともに、
編集部員納得のマットレスをタイプ別に紹介!»
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戸賀選:「モーナ プレミア」
シングル「モーナ プレミア」6万4723円(IDC OTSUKA) ※「モーナ」シリーズは全6種 シングル1万8334円~
「これ、腰の部分(マットレスの真ん中)だけが、少ししっかりしてるでしょ! 腰痛もちの僕にとってはかなり刺さる。今まで価格・素材と、いろんなマットレスに寝て思ったことは、『体の凹凸に合わせたソフトなフィット感がありながら、腰の部分はしっかり支えてほしい』という願い。でも本当は、ソフトでふわっとした寝心地が大好きなのよ(笑)。で、この『モーナ』、そんな戸賀のワガママを知ってか知らずか、ふわっと体にフィットする寝心地でありながら、しっかりと支えてくれている安心感も絶妙にミックスされている。まさに、戸賀専用と言いたいね(笑)」と戸賀。
このように、実際に寝てこそわかるモーナの魅力には、もう一つの大きなポイントが…それは価格!
「正直、寝心地のよさと同じくらい驚いた! マットレスのことを分かったつもりでいたけど、これがシングルで7万円以下というのはコスパよすぎです。何度も言っていると思うけど、睡眠って実はすごく大事で、どんな高い化粧品やエステに通うより、睡眠の質を高めるほうが健康にも美容にも効果がある。つまり、自分磨きの近道はマットレス選びにあると言っても過言ではないよね」と。
さらに、「この価格でこの構造、この寝心地だよ! ポケットコイルとか、低反発ウレタンとかいろいろいわれているけど、マットの良し悪しってのは、素材やスプリング自体の形や質だけでは決まらないと思う。大事なのは、全体の構造のバランスにあるじゃないかな」と、研究を重ねた結果であろう、戸賀は構造に対して強くこだわっていました。
こちらは低反発ウレタンやポケットコイルなどのよさを引き出し、適度な柔らかさと硬さが絶妙なバランスでミックスされているところが決め手とのこと。「スプリングの腰部をハード仕様にすることで、腰をしっかりサポートする構造は秀逸だね。ちょっとした詰め物の厚さの違いや位置で、寝心地というのはかなり変わってくるからね!」と、最後まで驚きと感動の口調で言葉を発していた戸賀でした。
「柔らかさと硬さ、体に絶妙にフィットする
秘密はマットレスの素材とバランスにあった」
①マットレス内部の温度を一定に保つ「 ジェル入りメモリーフォーム」。
②30mmの低反発ウレタンで、ソフトな寝心地を実現しています。
③上下2層構造のポケットコイルによる、優れた体圧分散性。
④通気性の高いウレタンで壁を作ることで横揺れを軽減させます。
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西川選:「レガリア クリスタルオーブ」
シングル「レガリア クリスタルオーブ」17万1000円~(IDC OTSUKA) ※「レガリア」シリーズは全11種 シングル6万4630円〜
人生ではじめて真剣にマットレスと向き合った西川に響いたのが、100年の歴史がある米国・キングスダウン社と大塚家具が共同開発したプレミアムマットレスブランド「レガリア」。
「今回、転々といろんなマットレスを試してみて、『マットレスによって、こんなに寝心地って違うんだと』と初めて知った。レガリアのなかでもこのクリスタルオーブは、ユーロトップ仕様と低反発素材や独自開発の先端素材などで構成された9層の詰め物によって、フィット感にとても優れている。『この寝心地、マジ!? ほかと全然違う…』と思わず声が出てしまうほど、まさに包み込まれるような極上の寝心地でした」と、驚きを隠せなかった西川でした。
そして、さらにマットレス初心者である西川に響いたのは、大塚家具が展開する「グッドスリープファクトリー」。シモンズ、シーリー、フランスベッドをはじめ、エアー・ウィーブやエアーなど、世界の有名ブランドから人気の寝具までもが一堂に会し、70種類以上も寝比べでることができる、まさに「睡眠」のアミューズメントパーク。「布団市やショールームを転々として、決めかねていた僕にぴったりでした。その場で寝心地を比べられるのって、ホントに重要ですね」と。
「ホンネ、どこのマットが
いいのって人はココへ!」
全国に展開する「グッドスリープファクトリー」。お近くのIDC 大塚家具ショールームおよび店舗へ足を運びください。>>> http://www.goodsleepfactory.com
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小川選:「スランバーランド SL-EXスペシャル」
シングル「SL-EX スペシャル」8万3140円~(IDC 大塚家具) ※「スランバーランド」シリーズは全6種 シングル8万3140円~
学生時代から30代中頃まで、クラブチームでアメフトをわりと一生懸命やっていた小川。筋トレも欠かさずやっていた時代の頃からの勘違いで、いまもなお自分は強靭な肉体だと勘違いしているよう…。しか~し、もはや50代。それも過去のこと…。なんたって最近の口癖は、「最近、寝て起きたときのほうが疲れているんだけどなんで⁉ 睡眠が浅いのかなぁ?」なのです。で、睡眠を大切にすべきだと気付いたようです。
「『マットレスなんて寝てみて、痛くなければ大丈夫!』と、最近まで思っていました。でも、実際は違うんですね。大塚家具のグッドスリープファクトリーのように揃っている店で、一度に寝比べてみると、寝心地がこんなに違いがあるってことをはじめて実感しました。体をしっかりと支えてくれるもの、体を優しく包み込んでくれるもの、本当にちょっとした違いで寝心地って変わってくるんですね。体との相性もあるので、ぜったい寝比べてみないとわかりませんよ」とのこと。現在使用中のマットレス購入時も、「こんな風にいろいろと寝比べてから購入すべきだった」と、猛省している小川。
「一番自分の体にマッチしたのは、スランバーランドの『SL-EX スペシャル』でした。やっぱり『スペシャル』ですよ…(笑)。あまり柔らかいと宙に浮いているようで、腰を痛めたこともある身なので不安になるんですよ。そんななか、この固さと柔らかさのバランスが僕の体にしっくりきました。あと、寝汗をかきやすい体質なんで…。その点、このマットレスは中の構造も、吸湿発散性に優れていると説明していただきました。マットレスの表面にも、湿度を調整する「CCFクッション」が採用されていますし、高温多湿な日本に生まれながら汗っかきの自分にはこれが一番快適に寝られる…という解答となりました。さらに、女性に嬉しいうるおい繊維「リフレス生地」を採用しているので保湿効果が高く、肌にやさしいし…」とのこと。
「しかも、ファッションでも伝統と格式のある英国御用達ブランドに弱い自分。この「スランバーランド」は、1919年に英国で創業し、1940年代にはRoyal Warrant(英国主室御用達)の名誉を授かったというから、これで文句なしです」と、感動しまくりだったのでした。
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戸賀選の枕:「テルモクラウン2」
枕「テルモクラウン2」1万5000円(IDC OTSUKA)
【追記①】
「マットレスを変えたら枕も…これ鉄則!
この2つのバランスこそが快眠へのパスポー」
と語る戸賀の意見によって、枕もご紹介!!
「テルモクラウン2」
「夏の夜の寝苦しさは、
この冷却効果のある枕で解消する」
マットレスを購入する際、必ず枕も一緒に購入するという戸賀。
「以前、マットレスを変えたら、相性のよかったはずの枕に違和感を覚えるようになって…。で、それ以来、マットレスに合わせて枕も買い換えることにしたんです。で、色々IDC大塚家具で試した…。2時間はやりましたよ(笑)。それで出合ったのがこいつです」
こちらは戸賀のベッドルームより。私用の「テルモクラウン2」です。
「硬すぎず柔らかすぎず、当たりがいいんですね。で、耳の裏側から後頭部までをしっかりくるむように寝られる…。不思議な感覚です! 低反発のようで、通常の枕のような感覚でもある。夏場、熱くならないのもいい。目覚めもいい! そして肩こりが弱まった…そんな気がします(笑)。とても気に入ってます!!」とのこと。
なるほどこの枕の魅力は、戸賀のマットレスに相性のいい弾力と高さばかりではありませんでした。この枕には、温度をほぼ一定に保つ機能が…。温度調節機能をもつ新素材「PCM」を採用し、枕の温度が一定より高くなると「PCM」カプセル内で余分な熱を放出するという優れものだそう。逆に温度が低くなっても、いままで蓄積してきた熱を放出。マクラ内を常に理想的な温度へと導く機能を搭載しているとのこと。これはスグレものです!
また、最後に戸賀らしい意見も…「これ手洗いも可能だから、衛生的にもいいよね」とのこと。
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西川選の枕:「Drスミス スパイダーピロー」
枕「Drスミス スパイダーピロー」2万5000円(IDC OTSUKA)
【追記②】
「マットレスを変えたら枕も…これ鉄則!
この2つのバランスこそが快眠へのパスポー」
と語る戸賀の意見によって、枕もご紹介!!
「Drスミス スパイダーピロー」
「40を超えて、
ニオイに敏感になった人には
コレ、おすすめですよ!」
「体臭や加齢臭の主な成分となっている『ノナネール』がいちばん分泌されるところは、なんと、後頭部であるという研究発表があります。つまりそこは睡眠時、枕といちばん接触時間が長い部分じゃないですか。僕も40を超えて、ちょっとニオイに気を遣わないといけないと思っていたところに、この枕の機能性に惚れ込みました…」とのこと。
このDrスミスの枕「スパイダーピロー」は、体臭や加齢臭の主な成分を「ノナネール」を96%吸着・除去してくれると研究結果が出ている低反発炭フォーム「消臭炭」を配合した枕。さらに、高い弾力性と柔らかさを併せもつ新開発コアフォーム(炭配合)をマクラ中央に配置した3D構造で、頭部から首筋をバランス良くサポート。仰向け・横向きどちらの寝姿勢にもフィットするという優れものなのです。横向きで寝ることを好む西川にとって、抜群の相性だったよう。
「カバーのスパイダー(クモの巣)デザインに惚れたところもあるのですが(笑)、このデザインにも機能性が兼備されていたんですね。そこには収縮性のあるポリウレタンが使用され、ハンモック効果でマクラ本体の3D構造の効果を高めているそう。1.5cmの高さ調整シートが2枚付属しているので、細かな高さ調整も可能ですからバッチリです!」と、目を輝かせながら西川は語ったのでした。
Model/Hirokuni Toga
Photograph/GENKI(IIZUMI OFFICE)
Styling/Katsuya Kubokawa
Edit & Text/Masahiro Nishikawa,
Kazushige Ogawa