再開発が進む渋谷の中心に、新たな未来型宿泊施設がまもなく開業しました。それはミレニアル世代に向けたコンセプト、さていったい、どんなものなのでしょう?
The Millennials Shibuya
多様な価値観を受け入れ、身軽で自由な“ミレニアル世代”。合理性と多様性を追求する彼らをターゲットにした、新感覚の宿泊施設「ザ・ミレニアルズ シブヤ(The Millennials Shibuya)」が2018年3月15日(木)に渋谷に誕生。
「未来が見える宿泊体験」というコンセプトのもと、京都河原町三条に2017年7月に開業したザ・ミレニアルズ1号店。今回オープンする渋谷店は、それに続く第2号店となります。日本を牽引するカルチャー発信地であり、“変わり続けること”が変わらない文化である渋谷の街は、このコンセプトとの相性も抜群です。
ラウンジは、素材と光が織りなす美しさが魅力のモザイクの雰囲気。
レセプションは、まるで隠れ家か秘密基地の雰囲気です。
注目はなんといっても客室! 海外からも注目を集めるカプセルホテルを応用&自社開発し、圧倒的に高い居住性や機能性を備えた、すでに京都でも運用しているこの「スマートポッド」が渋谷には全120室揃います。
天井高2.3m×床面積3㎡の空間のなかに、セミダブルのリクライニングベッドや大型キャビネット、80インチのスクリーンなどを搭載。アラームとベッドが連動しており、時刻がくると、音ではなくベッドが起き上がることで物理的に起床を促されるという、革新的な仕掛けになっています。操作はすべてチェックイン時に渡されるiPodで行うところも、まさにミレニアル世代向け。料金もリーズナブルなので、普通のホテルにはないワクワクステイを体験しに行ってみてください。(次ページへつづく)
非常にモダンでユニークなスタイル!
また、20名のアーティストが20室のポッドをキャンパスに見立て、自由にアートを描いた「アートポッド」も期間限定で営業。
参加したのは、Jun Oson、WALNUT、Hanai Yusuke、Washio Tomoyukiら国内外の気鋭アーティストばかり…。1日ひとりだけが、ひとりのアーティストによるアートに囲まれて泊まることが可能という素晴らしい企画。気になる方はぜひ予約を!
こちらは、スタンダードなタイプのスマートポッドです。
こちらは、20室限定となるアートポッドです。
10階建てビルのうち、施設は3階から10階まで。
5~10階はすべて宿泊階で、4階にはフロントとセルフキッチン付きのラウンジを設け、ゲスト同士の交流の場としても機能するとのこと。また3階は、ワンフロアすべてが京都と同じくコワーキングスペース「andwork」となり、宿泊ゲストや専用会員が利用できるスペースとして運用するそうです。イベントスペースとしても活用される予定で、ワークショップなどのイベントやホテルとしてのバンケット(宴会)利用も可能に…。
こちらがコワーキングスペースの「andwork」。
テクノロジーの進化とともに、「暮らす」「泊まる」「遊ぶ」「働く」といった行為の境界線があいまいになっている現代。「ザ・ミレニアルズ シブヤ」は、そんな時代に沿ったライフスタイルを発信する新たな名所になりそうです。
◇詳細
ザ・ミレニアルズ シブヤ
住所/東京都渋谷区神南1-20-13
客室単価/6000円前後
TEL/03・6824・9410
URL/https://www.themillennials.jp/