いいね!を押したり、シェアしたり、ハッシュタグを付けることに夢中なあなた。このニュースを読んだら、もう、そういう訳にはいかなくなるかもしれません…。最近の研究によると、SNSの使用頻度が高いほど、不安神経症やうつ病を引き起こすリスクが高まるという調査結果が報告されています。SNS習慣を少し見直してみる必要がありそうですね。
Using too many social networks may increase the risk of depression, says study
ニュースサイト「ザ・デイリー ドット」によると、ピッツバーグ大学のメディア・テクノロジー・ヘルス・リサーチ・センターが、1700人以上のミレニアル世代の成人を対象に、SNSとうつ病の関係にまつわる調査報告を発表したことを伝えています。
その調査によると、日常的に7~11のソーシャルメディアを使用する人は、同世代の0~2つのSNSしか使わない人たちと比べて、不安神経症またはうつ病になる可能性が3倍に膨れ上がるという結果にもなったそうです。
この調査には、人種やジェンダー、交際状況なども含めており、憂鬱な気分を引き起こしうるさまざまな要因も考慮したと研究者たちは発表しています。しかし、だからと言ってソーシャルメディアから完全にログアウトしなければならない、という訳ではありません。
この研究の指導的立案者である、ブライアン A・プリマック氏が解説するように、「今後も引き続きより多くの綿密な研究がなされる必要がある」と述べています。
「不安神経症や鬱(うつ)病の症状に苦しむ人たちは、次から次へと広範囲におよぶSNSを活用する傾向にあります。彼らは複数のソーシャルメディアの中から、自分がしっくりくる“何か”を探し出そうとしているのかもしれません。が、それらをすべてチェックすることは、不安神経症やうつ病を引き起こす可能性があるということは認識しておくべきなのです」と、プリマック氏は警告します。
SNSを完全に絶つ必要はないですが、スマホの画面にかじり付いた後で気が滅入ってしまった経験があるのであれば、それは少しお休みした方がいいというサインかもしれませんね。
プラスサイズモデルの姫フェラリオ。そのボディと瞳に完敗(笑)!
From COSMOPOLITAN
Translation / Mayu Nakanishi
Photograph / Getty Images
Edit / Hikaru SATO, Kazushige OGAWA