誕生から80年を迎えた、
リモワのアルミ製スーツケースに注目を。
リモワのスーツケースまでの工程を
動画で確認してみよう!
リモワのアルミニウム製トランクの登場は、それまでのラグジュアリーな旅行バッグへの概念を一新させました。同社は1937年、それまで主流だった(重い)皮革の代わりに、軽量のアルミを使ってほとんど壊れないスーツケースを生み出したのです。
しかも、この変化は単なる素材の強さだけではなく、それを遥かに上回る偉大な変化をもたらしたのです。このアルミ素材により、「スタイリッシュな旅」に対するルックス、そして質感、さらにはアイデアまでもを進化させたのです。
このリモワのスーツケースの登場によって、「旅行というレジャーは一部の人間にしかできない贅沢なもの」であることをより強調したのかもしれません。それは同社のバッグ自体が、ずばり贅沢なものであったから。さらに革新的なデザイン・質感を提案していったからなのです。そんなリモワが2017年10月、創業80周年を迎えることに合わせて、前述のように旅行の世界を変えたデザインに関しての回顧をしています。
リモワのトランクだと一目でわかる、あの表面の溝を生み出すためにアルミの仕上げは手作業で行われています。また、あの表面をまっさらなキャンバスとして使い、その上にステッカーを貼ったり、文字を記したりして、自分の好みでカスタマイズしている顧客も多い。オリジナルのモデルは205個の部品からなり、1個あたりの製作所要時間は117分かけています。その製造プロセスには、製品自体と同じくらいうっとりとしてしまうでしょう。下記の動画で、その様子を確かめてください。
By Christine Flammia on October 10, 2017
Photos by Esquire US
ESQUIRE US 原文(English)
TRANSLATION BY Hayashi Sakawa
※この翻訳は抄訳です。
編集者:山野井 俊