フィギュアスケーター、そしてコメディアン。2人の共通点はエンターテインメント力でした...。
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Did This Winter Olympics
Figure Skater Steal
David Brent's Dance Moves?
五輪スポーツの世界と英国のコメディ業界が衝突する機会はめったにありません。が、いざ衝突したときは特別な楽しさを提供してくれるでしょう。
ラッキーなことに、2018年の平昌冬季五輪ではその衝突があったのです。日本人フィギュアスケーター坂本花織選手が平昌五輪で見せた演技は、コメディアンのデヴィッド・ブレントの魂が乗り移ったかのようでした。
上が坂本選手の演技です。次にブラントの劇中でのダンスをご覧ください。
いかがですか?
同じ英国のアーティストの中には、このブラントから具に影響を受けた者もいます。信じがたいことですが、この人です! それは、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いで人気となっているシンガーのエド・シーラン。
彼は2017年に、「2015年に活動を休止した理由の一つは、薬物乱用のスラウ(泥沼)にはまってしまったから…」と明かしました。そのセリフ内の「スラウ」とは、「Office」 に出てくる支社名になるのです。これにはまってしまわない英国人なんていませんからね(笑)。
そしてシーランは、次のように話しています。「この業界に入ったとき、周りの人が『これに気をつけろ』、『あれにも気をつけろ』と言ってくれた。でも、自分はそういったすべての落とし穴に見事に落ちていっていることに気がついたんだよ」とのこと。さらに…
「ブレントがバンドのメンバーにお金を支払って付き合ってもらっているのを見たとき、『やばい、自分は絶対同じ状況に陥っている』と思ったんだ」と、シーランは続けて話しました。
はたして坂本選手の演技は、ブレントのダンスからインスピレーションを得たものだったのでしょうかか? でも、これは全くの偶然でしょう。ですが、ブレントと同じお手本となるダンスあったかもしれません。坂本選手のファンには、失礼なコメントだったことでしょう。彼女のダンスはレベルが違いますから…。
By Esquire Editor on February 13, 2018
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ESQUIRE UK 原文(English)
TRANSLATION BY Trans Mart
※この翻訳は抄訳です。
編集者:山野井 俊