房事(H)における死亡率について

Q:
房事(セックス)によって、死んでしまうことってあるのですか?

A:
 もしあなた自身が、房事つまりセックスの最中に刺激を求めすぎてしまうとしましょう。そして弾みで…いうか興奮にまかせて、「死」を誘発するような刺激反行為にまでおよんでしまう…そんなときは「死」に直結しますね。皆さんも一瞬、そうなりかけたことはありませんか?   

 なので皆さん、くれぐれも度を過ぎた行為にはお気をつけてください。また、興奮に弱い循環器系の障害をおもちの皆さんも、もちろん慎重に臨んでください。もし、心臓のドキドキ感がいつもにも増して強く感じるようでしたら、ぜひとも行為を中止してゆっくり休んでください。

 過去の統計を見ると、死亡率としてはセックス中または終えた後の死亡率は、通常時と比べて2.7倍にもなるというデータを出した研究もありますので。

 ちなみに「腹上死」のことを。愛する女性の胸元で絶頂のまま息絶えること──これに憧れを感じている男性も少なくないと思います。が、それが実際となると…深刻な問題となるでしょう。セックスにより心拍数や血圧が上昇した結果として、病気が誘発されて亡くなるケースのことを言います。 
 

◇セックス中の心筋梗塞や狭心症、このような事故はないわけではない。

専門家に聞く:セックス(H)で死亡に至ることはありますか?pinterest
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 実際にこのような事故がないわけでなく、特に多いのが心臓血管に問題がある人が心筋梗塞や狭心症を起こしたり、または脳卒中で亡くなる実例があります。循環器系の持病がある方は、腹上死のリスクがあるので気を付けましょう。

 さらに頭に入れておきたいのが、セックスがもたらす性病のこと。これにはコンドームをつけることや、麻薬中毒患者のための診療所をウロウロしている人たちと行為を行わないことが含まれます。  

 最後に言わせていただきたいことは、もしあなたがセックスの最中にすべての体力やエネルギーを消耗してしまったとします。すると、その時点での死亡率は、平常時に比べて約100倍に膨れ上がるという研究データも出ています。皆さん、お好きだと思いますが、セックスの際には注意も必要ですので…。

Source / Esquire US
Translation / MEN'S+
※この翻訳は抄訳です。