今、世界中で大人気の出会い系アプリが存在していることを皆さんは知っていますよね?そのアプリの名は「Tinder(ティンダー)」。

 写真を見て、好みのタイプだったら「いいね!」を押していくもので、お互いに「いいね!」を押し合うとメッセージのやり取りが可能に。Tinderのマイナス面は果たしてあるのか、探ってきました。

 科学的に検証されたマイナス面を挙げれば。

 ノーステキサス大学の新しい研究により、このアプリを使用している人は出会い系サービスを使用していない人に比べて、精神的な健全性と身体的な満足度が低いことが判明しました。

 見た目重視のこのアプリの特性を考えると、まったく驚くべき結果ではありません。人の写真を見て、文字通り「イエス」か「ノー」をスワイプするのですが、男性に関する結果はかなり驚くものでした。

 研究者らは、大学生の男女1317名のグループを対象として、「自分の太ももにどのくらい満足していますか?」や、「他人と体型を比較する傾向がどのくらいありますか?」といった質問を含むアンケートを実施して、自分のことをどう思っているかを評価してもらいました。

 彼らはその回答を用いて、個人の自尊心との相関関係を明らかにし、Tinderを使用している人のほうが、自分の顔や体型に対する満足度が著しく低く感じていると報告しており、体型を恥ずかしく感じた経験がより顕著であることを発見しました。

 もし、このアプリを削除する理由をほかに探しているなら、Tinderの男性ユーザーは、アプリを使用しているか否かを問わず、自尊心が最も低いカテゴリーに含まれているという結果になったのです。

 「基本的に男性はデートの場面になって、女性上位の意見でポジション分けされるでしょう。つまり男性は、いつも評価を受けているところというわけで、誰かが“ルックスを基準にして”自分に関心があるか否かの裁決を受けている」と、この研究の共同執筆者、トレント・ペトリーは語り、「男性のほうが、左へスワイプされる傾向が高い。それはおそらく、若い男性には大きな打撃になるだろう」と、続けました。

 パートナーと出会いたいのなら、やはりパブに行くのがベストかも?

Source / ESQUIRE UK
Translation / Spring Hill, MEN'S +
※この翻訳は抄訳です。