女性が明かす、オーラルでの問題点と改善方法
オーラルでのお仕事を好む男性は少なくないでしょう。おそらく、そんな男性がパートナーに自分の好みを知ってもらうベストな方法は、ただ言葉にして相手に伝えること!につきるのです。
…とは言うものの、そのフラストレーションは、他の事柄よりも頻繁に生じるものじゃありませんか。そこでcosmopolitan.comが2016年11月の記事で、問題提起していたので、我々も参考にしましょう!
そこで今回、その道のエキスパートがこの件に関して最もよくある10の問題と、あなたとあなたのパートナーがこれに対し何ができるか? その解決策を説明してくれました。すべて、女性の立場からの問題点と意見になりますので、ご了承ください。
【問題 01】 全体を口の中に入れることができない
まず、知っておくべきことは、「そんな必要はない!」ということです(笑)。「多くの女性は、ポルノ女優のようにディープスロートしなくてはいけない、と思いこんでいる」と、セックス・セラピストのヴァネッサ・マリンさんは語りました。でも、ポルノ女優はとにかくプロなのです。その道の…。
「咽頭反射(口腔の奥の咽頭部にものが触れることによって、嘔吐がおこる反射)を払拭せずに、最高のジョブをすることもできるんです。それは、手を使って誤魔化すのです。口と舌を使って先端を集中的に愛撫し、湿り気を与えます。手でシャフトを握り、圧力を与えます」と、セックス・エデュケイターであり、アダルトグッズストアSpectrum Boutiqueの創設者であるゾーイ・リーゴンさんは、そうアドバイスしてくれました。
「片手または両手を使って、ローションや唾液でもいいでしょう。潤滑剤(ローションなど)を少し使うことで、口の中であるかのような効果が生み出せるんです」と、彼女は言います。そして、「パートナーが強く押し込んでも大丈夫。実際にどのくらい深く入るのかも、コントロールすることができますから」と、続けて教えてくれました。
【問題 02】 ずっと吐き気を催している…、 なら、それは良いやり方ではありません
直接、パートナーのシャフトの先端を口蓋(こうがい=口の中にある、口と鼻を分ける壁)に当てたり、口の奥を舌で塞いだりすることで、喉の奥にシャフトがぶつからないようにすることで、ディープスロートの感覚を与えることはできます。
パートナーのシャフトの先端が、口蓋(注意深く唇で歯の先端を覆いながら)、あるいは舌に当たったら、パートナーのシャフトに最高の感覚を与え、なおかつ窒息しそうになることもないのです。まさにWin-Winなわけですね。
【問題 03】 ディープスロートに取り組んでも、 これに適したポジションが見つからない…
他のポジションに比べて、ディープスロートにはやりやすいポジションがあるとのこと。特に、「頭をのけぞらせて、口と喉が一直線になるようなポジション」が、これに当たるとリーゴンさんは話してくれます。さすがその道の賢者! 彼女はパートナーの腹部に喉を当てて、水平に保ちながら69をするか、オーラルのときにパートナーを立たせた状態で跪(ひざまづ)く代わりに、しゃがむことをおすすめしています。
そしてこの場合、口と喉をまっすぐにしながら、より深く咥えられるよう高さを自ら調節できることがメリットだと語ります。また、喉を麻痺させるスプレーを吹きつける方法もあるとのこと。
「痛みというものは本来、自分のしていることに対し、止めたほうがいいよ!という体の警告です。その信号を感じ取ることができない場合には、あとに、喉に深刻なダメージを受けている危険もあるのでご注意を!」とリーゴンさんは話します。
また、こうも続けます。「深く吸い込むディープスロートに興じる際、パートナーのシャフトを吐き出してしまう人がいますが、そんな人は胃が落ち着いているときにチャレンジしたほうがいいですね」と続けています。冷静に聞けば、もっともなアドバイスでは。興奮時はわかりませんが…。
【問題 04】 すぐに首が疲れちゃうんです
自らの前後の動きに疲れたら、頭の後ろを手を添えてもらうようパートナーにお願いしましょう。または、髪をつかんでもらい、頭を前後させることへのサポートを促すのです。または仰向けになって、パートナーに頭の上にまたがってもらうのもいいでしょう。いずれにせよ、どの方法を望むのか、パートナーと事前の話し合いが必要ですね。
しかしながら激しいヘッドプッシュは、自分から実施してはいけません。ろくでもない女性だと思われるの嫌でしょう!? 頼んでないのにそうされて、「なんて思いやりのある人なんだ!」と、感動が先に立つ人は滅多にいないでしょから…。自ら率先してやらないこと、それが基本的なベッドでのマナーなのです。前半、あれだけ解説してなんですが…。
【問題 05】 そもそもシャフトは、必ずしも美味しいものではない
そのとおりです。実際、ちょっとひどい味がします。が、これは簡単に解決できます! 事前にセクシーなBJ(ブロウジョブ)シャワーを一緒に浴び、そこでフレーバー付きのローションを使用すればいいのです。ウィケッド・センシュアル・ケア(Wicked Sensual Care)は、ステビアで甘味を加えた、べたつかないフレーバー付きローションを製造しています。
まさに加(咥)えてのメリットとしては、感染症を未然に防ぐことも期待できるのです。あと(これは逆に気持ち悪いかもしれませんが…)、塩キャラメル味が美味しいですよ!
【問題 06】 その時、どのくらい長く続けなければならないか分からない
「OMG! 最高だ」と、「OMG! その敏感なところから、すぐ口をどけてくれ」との間には、明確な線引きがあります。プライベートな経験が豊富な情報筋から得た定義を聞けば…、その線引きは通常、「最中」ではなく「オーガズムの後」とのこと。
パートナーが「イク」と言っても、実際に達するまでは続けましょう(この言葉による警告は非常に重要で、「いまが一番大切な時、いまここで絶対止めないで! そのまま絶対続けてくれ!」という意味合いと、「発射、秒読み段階! 噴射に対してのご準備を!」と、両方の意味を兼ね備えているのです。
そしてその後は…、「○○してくれ!」などと要求されない限り、その興奮はそっとそのまま見守っていてあげてください。
【問題 07】 リズムを確立できない
リーゴンさんが指摘する通り、「パートナーにオーガズムを与えるためには、一定のリズムで刺激を与えることがカギとなる」のです。
ですが、自分の命を守るためにも…そして、窒息から身を守るためにも、パートナー好みのリズムばかりに合せることはできませんね。かといって、「動いてあげない申し訳ない」と思う女性におすすめできることはといえば…その動きをお気に入りの曲のプレイリストとシンクロさせるようにするのです。セックス時用のプレイリストがあるなら、それに…。音楽に合わせて頭を動かせば、いつもより積極的になれるかもしれません。
【問題 8】 顎が痛くなる
「パートナーが発射するまで、シャフトをしっかり咥え続けなければならない」というルールはありません。疲れた顎は休ませましょう。突かれたシャフトも休んでもらいましょう。
でも、単に休ませるだけだとパートナーに不満を与えることになる可能性もあるので、その休憩の間はパートナーのシャフトはあなたのバストにこすりつけたりするのです。また、単に手を使って、パートナーの太ももを撫でるとか…。そうすれば唇に触れていないからといって、突然、パートナーのシャフトが萎むこともないでしょう。
【問題 9】 包皮をどう扱っていいか、よく分かりません
「割礼が施されている場合、過剰に刺激することなく、シャフトの先端に端的な刺激を与えるだけで効果的です」と、リーゴンさんは話します。
一方、包皮に覆われたシャフトの持ち主の場合は、包皮越しの先端に間接的な刺激を与えてみましょう。それはそれで大きな興奮を与えることができるでしょう。リーゴンさんの例えで言うなら、陰核包皮越しにカントを刺激されたときに感じる興奮と同様だとのこと。
カントへの直接的な刺激は、強すぎて性的に興奮を覚えない人もいるように、包皮をどけてBJすることも同様だと話しています。パートナーに、どう感じるか聞いてみるのが一番かもしれませんね。または、包皮を舌や唇で押したり、捲ったりと、確かめながらやってみるのもよいかと思いますよ。
【問題 10】 終わるまで、大変な時間がかかる
BJはいつまで続けるべきか? いつ違うことをするべきか? その解答を得るための問題です。
「オーラルによる円運動からの愛撫を繰り返しているうちに、そろそろ発射間近だと感じたら、その動きを前後運動など、他の動きに切り替えてはならない」と、リーゴンさんは話します。でも、刺激に変化を与えたいという思いやりのある要望を抱かれる方に対して、リーゴンさんがおすすめする方法は、「先端を口に含んだまま、片手または両手で(少量のローションや唾液も使って)、揺らすような動きでパートナーのシャフトの付け根を握る」ことをおすすめしています。
パートナーのシャフトの先端の下にある陰茎小帯、いわゆる裏筋を舐めたり、舌でつついたり、はたまた唇の間に挟み込むことで、集中的に刺激してみるといいでしょう。その他の解剖学上敏感な部分への刺激も忘れてはいけません。パートナーが没頭していれば、ボールやアヌス、その間の部分も愛撫してあげます。シャフトが口に入っている間はハミングしたり、あるいは頬にバイブレーターを当てるなど、変化球での攻撃もときに刺激的です!
…と世(特にアメリカですが…)の女性がもつ、オーラル系、BJ系のお悩みに解答を10項目揃えましたが、いかがでしょうか。最後に、あなたの好みもパートナーの好みと同じくらい重要だということを忘れないことです。
ディープスロートに我慢できないなら、しなくてよいのです。パートナーには口の中でなく、胸の上で達してほしいなら、そこで達してくれるようお願いすればいいのですから…。
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From ESQUIRE UK原文(English)
Translation / Spring Hill,
※この翻訳は抄訳です。