2018.04.19

イクメンになるのも悪い話ではない

すべて父親が育児をすべき ― 赤ちゃんの面倒を見ることは実は簡単!?

育児休暇に頭を悩ます必要はありません。なにせ、休暇中はTV見放題ですから!

すべて父親が育児をすべき ― 赤ちゃんの面倒を見ることは実は簡単!?
Getty Images

 
Looking After A Baby Is Easy - All Men Should Do It

 2018年3月、ロンドン市内にあるセント・パンクラス駅近くの大画面に目がとまりました。 
 
 そのスクリーンには、リアルな災害のニュース映像と甘いジュースなどの日常用品のCMとの間Nに挟み込むに都合のいい、親の育児休暇を称賛した政府のキャンペーンの映像が映し出されていました。 

 
 「イギリスには悪い父親が多い」、と言っているわけではないとは思いますが、政府はこのような広告などに100万ポンド(約1億5000万円)も費やし、父親の仕事を少なくし、育児に費やす時間を増やすことに躍起になっています。 
 
 しかし、この政府のキャンペーン費用は、世間から正当化されるものになることでしょう。なぜなら、共有育児休暇取得の資格のある父親のうち、たった2%しかこの制度を利用していないからです。 
 
 母親が未使用の産休がある場合、共有育児休暇を使えば、その残りを父親に割り当てることができるというのに、現状ほとんどの人が利用していないのですから。このことを告知していくことは重要でしょう。例えば、子供の母親が1年以上ある産休のうち、6ヶ月のみ休暇を取得し、仕事に戻ることを望んでいるとします。その場合、父親に産休の残りの6ヶ月間が与えられます。家事をするためだけの休暇としても使えますが、同時に愛しい赤ちゃんと6ヶ月も一緒に過ごすこともできるのです。ですが、誰もこの制度を(父親が)利用していないため、あなたも利用しようとは思わないでしょう。 
 
  
赤ちゃんは何もしないと思いますか? 
いえいえ、そんなことはありません! 
 
 この理由は数多くあります。 
 
 まず、最初の理由として、共有育児休暇の補助金は週に140ポンド(約2万円)しかないため、「スクルージ・マクダック」(お金持ちとして知られる、ディズニーのキャラクター)レベルの多額な現金を所持していない限り、家計は火の車になってしまいます。
 
 2つ目の理由として、私たち(父親)は赤ちゃんによって会社の雇用主との会話を邪魔され、育児中の女性が職場で差別されたり、嫌がらせを受けたりしていることに気づいていないわけがありません。
 
 そして3つ目の理由として、赤ちゃんのおむつ交換は女性がすることであり、男性はお金を稼ぐことに徹するべきだからと言えるからです。
 
 その後(このような考え方の父親は)家族を省みず、子供たちとの関係もギクシャクするようになり、孤独に陥り、ゆっくりと悲惨なアルコール依存症を発症させていく……それが父親というものなのです。 
 
 しかし、新米パパが育児のための時間を与えられるなら、絶対にそれを受け取るべきでしょう。
 
 それは「赤ちゃんたちが神秘的で、赤ちゃんとの毎日がとても大切な瞬間のめまぐるしいワンダーランドだから」ではありません。もちろん、「育児がハードワークでないから」という理由でもなく、あなたのパートナー(母親)を助けるからでもありません。
 
 それは新米パパにとって、育児は楽勝だからです! だからこそ、新米パパは育児休暇をしっかり取り、赤ちゃんの面倒を見るべきなのです。(次ページへつづく)

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By Stuart Heritage on March 29, 2018
Photos by Getty Images
ESQUIRE UK 原文(English)
 
TRANSLATION BY Nana Takeda
※この翻訳は抄訳です。 
編集者:山野井 俊

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